英語

【誰でも覚えられる!】単語帳の使い方5つのポイント

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2021/5/1

単語帳を使っても覚えられない!

せっかく覚えてもしばらくすると忘れてしまう


英語学習で避けては通れない単語学習。


ほとんどの生徒さんが上のような悩みを抱えています。


もちろん100%正しい単語帳使い方!というものはありませんが、最低限押さえておくべきポイントはどのやり方も共通しています。


この記事では単語帳の使い方で大切な5つのポイントと、参考までに私が生徒さんたちにオススメしている単語帳の活用方法をご紹介します。



単語帳の使い方で大切な5つのポイント



みなさんの現在のやり方で上のポイントは満たせているでしょうか?


1つずつ詳しく見ていきましょう。



1.繰り返し単語に触れる

当たり前に見えるかもしれませんが、繰り返し単語に触れることで単語は脳に定着します。


しかし、この繰り返しが十分にできていない人が非常に多く、おそらく「単語帳で覚えられない」と感じる人のほとんどは繰り返しの不足が原因です。


このあと4つポイントを紹介しますが、繰り返しの数さえ確保できていればある程度どんな方法でも単語は覚えられます。


では具体的にどれくらい繰り返せばいいでしょうか?


一瞬で単語の意味がイメージできるまで


です。


人によって覚え方のスタイルは異なるので、具体的な回数は明言できませんが私の場合だと10〜15回ほど触れれば長期記憶に刻み込むことができます。


今お持ちの単語帳を15周やったという方はどれくらいいるでしょうか?


2・3周だけやって「単語帳なんて意味ない!」「私は記憶力が悪いんだ!」と嘆く必要はありません。


脳は繰り返し触れたものを「これだけ繰り返される情報だから必要な知識なんだろう」と判断して、長期記憶に残そうとします。


ですから単語帳は意味が一瞬でイメージできるようになるまで、最低10周以上繰り返すつもりで取り組みましょう。



2.一つの単語にかける時間を短くする

1番のポイントを見て多くの方は「10周は多すぎる!」と感じることでしょう。


他教科の勉強や人によっては部活などで忙しい中高生にとって、1つの単語帳を10周する時間を確保するのは困難でしょう。


ですから1単語にかける時間は短くてOKです。


例えば20分単語学習に取り組むとしたら100〜200の単語に触れるくらいのスピード感で行いましょう。


流れとしては「単語の発音→和訳→例文」を声に出したらすぐ次の単語に向かいます。


基本的に紙に書くことはしません。


紙に書くことで定着度が上がるのは間違いありません。


しかし、紙に書くのは時間がかかりますし、書かなくても覚えられる単語も多くあるはずです。


少数の単語を紙に書くよりも、大量の単語を繰り返し学習するほうが効率的に単語を記憶することができます。


もちろん、どうしても覚えられない単語などがある場合は少数に絞って単語を書くのも1つの方法です。



3.覚えた単語には触れない

ポイント2番では1つの単語にかける時間を短くすることで、1日に触れる単語の数を増やすことをオススメしました。


もう1つ繰り返しの数を多くするためのポイントがあります。


それは「覚えた単語には触れない」ことです。


具体的に言うと単語帳の1周目の時点で意味がパッとイメージできているものは最後まで触れません。


さらに、単語帳の学習を進めていく中で「この辺は覚えたな」というものもそれ以降触れる回数を減らします。


こうすることで、すでに覚えた単語・すぐに覚えられた単語にかける時間を減らし、覚えにくい単語を集中的に繰り返すことになります。


部活でも勉強でも、すでにできていることにかける時間を減らして、苦手な項目を集中的に練習するのが鉄則です。


ポイント2・3をおさえることで短い時間でも、覚えられていない単語を集中的に学習できるわけです。



4.例文で覚える

上述の通り、単語を覚える際は必ず「例文で覚える」ことを徹底しましょう。


例文で覚える理由は2つ。

  1. 定着しやすい
  2. 単語の使い方が分かる


まず例文で覚えることで単語のイメージが湧きやすくなり、結果的に定着しやすくなります。


また、単語にはそれぞれ使う場面や文脈というものがあります。


英語ではもちろん、単語を単独で使うことはありません。


実際にリーディングやリスニングなどで瞬時に意味が取れる状態にしないといけません。


例文で覚えることで、単語の和訳だけ覚えているという状態ではなく「使える」形でインプットできるのです。



5.発音する

単語帳を黙々と学習するのはオススメできません。


上述の通り「単語の発音→和訳→例文」すべて口に出して学習しましょう。


学習効果としては

書いて覚える >>> 声に出して覚える >>> 見て覚える


となります。


ただし、前述の通り書いて覚えるのはあまりに時間がかかるため、「声に出して覚える」方法がもっとも効率が良いでしょう。


また、間違った発音で覚えていたり、そもそも発音しないで覚えたりした場合、リーディングやリスニングで使い物にならない知識が身についてしまいます。


リスニングはイメージかつきやすいと思いますが、実はリーディングの際にも人間は一度音声化してから意味処理を行っているのです。

(日本語でもついつい文章を口にしていることがありますよね。)


以上のことを考えると単語帳は「口に出して覚える」のがオススメです。



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さて、ここまで単語帳の使い方のポイントを紹介していきました。


「今までのやり方を少し変えよう」と思った方や「今までのやり方が正しいことが確認できた」と思う方はここから先は読まなくてもOKです。


しかし、中には「こんなこと知らなかった!具体的にはどうしたら良いの?」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?


ここからは私がマナリンクの生徒さんにもオススメしている単語帳の使い方の一例を紹介します。


オススメの単語帳の使い方

ステップ1

1周目で覚えられていない単語のみマークする。

このときは覚えるのではなく単語を仕分けるのが目的なので、1日300単語以上進める。

必ず1週間以内に終わらせる。


ステップ2

1周目でマークした単語のみを「単語の発音→和訳→例文」の順で声に出して読む。

無理に覚えようとしなくてOK。


1週間で100〜200単語毎日同じ単語で、上記のやり方を繰り返す。


赤シートで和訳を隠しながら、意味が瞬間で出るようになった単語は次回以降触れない。


7日目に全ての単語の意味が瞬間で出るようになるのが目標。



ステップ3

基本的にステップ2をどんどん前に進めていくが、定期的にそれまでに覚えた単語の復習を行う。


例)1週間毎日触れる→1週間後に復習→2週間後に復習→1ヶ月後に復習→2ヶ月後に復習→3ヶ月後に復習


定期的に触れることで、長期記憶に定着させる狙い。


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以上3ステップでの学習をおすすめします。


冒頭で紹介した5つのポイントをおさえた方法で今日からでも実践できる内容です。


とにかく「人は忘れる」を前提にどんどん前に進めつつ、定期的に単語の復習も行いましょう。


最後に

この記事では単語帳の使い方のポイント5つと実際の覚え方の一例を紹介しました。


しかし、もちろん単語帳だけの学習はおすすめしません。


単語は長文を読んでこそ定着しますし、長文を読むことで単語学習の必要性を感じることができます。


私はマナリンクで「長文読解をスラスラ読めるように」をテーマに指導を行っています。


無料体験では英語の学習相談から行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。


https://manalink.jp/teacher/11011/courses/862

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