国語
小説の読解
2025/8/14
中高生の国・数・英担当の高嶋です。
先日、ある生徒さんとの授業で国語のある小説の問題を扱ったところ、去年扱った中学生の問題集と現在進行中の高校生の問題集で同じ文章が出題されていまることに気づきました。
同じ部分の傍線部でも解答が違いました。
なぜでしょうか。
出題範囲の文章の広さが違ったのです。
傍線部の後に中学生の問題集には無かった続きのエピソードが高校生の方には入っており、ストーリーの解釈が一変しました。
出題文というのは、当然ながら、一冊の本から一部を抜粋しています。
扱われる範囲によってずいぶん違うものだね、とその生徒さんと、問題集を引っ張り出して比較してみました。
今回は、
片方の問題集の解答では登場する大学生のその時のごく個人的な悩みに受け取れ、
またもう片方の問題集の解答ではその大学生と会話した男の子にとって、初めて人生を考えさせられるように解釈できたり、という違いが出ました。
もしかしたら、古文や小説で一度読んだことのある文章に出会うかもしれませんが、知っていても丁寧に設問と文章に向き合い、傍線部の内容が影響する範囲を目処をつけて取り組んでいくことが大事です。
同じ文章の問題の比較を通して、それぞれの視点、目の付け所の違い、設問の要求を確認することの意味を実感しました。
ただ作業のように問題を解くのではなく、得点力につながる「真の実力」をつけていきましょう。
その過程で文章と向き合う面白さが感じられるようになってもらえると嬉しいです。
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