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中学数学

計算力とワーキングメモリーについて

2021/9/22

過去の経験上、計算を苦手とする子にほとんど共通する特徴があります。

それは、途中式を書かないことです。さらに付け加えると、途中式を書くよう指導されても面倒くさがることです。


面倒だと思う気持ちはよく分かります!

本人は書かなくてもそれぐらいできると認識しているからです。この「それぐらいできる」という認識がやっかいで、、、例えば一つの計算手順を正確にこなす確率が95%だとします。ですが、それが10個計算手順を踏む場合、95%の10乗で59.9%まで正解率が下がります。


ここに数学力はあるのにテストで点数がとれない子の原因があります。


そもそも人間のワーキングメモリーは非常に脆弱で(しかも個人差はほとんどありません)、同時に2つ以上のことを考えたり作業したりするのが苦手です。

ですから、計算についても脳で考える作業を1つだけにとどめるよう、途中式を書くのです。


例えば、

12ー3×5 という式で、「3×5が15で、12ー15で-3」という頭の中でやると正解率が下がるので、常に100%の正解を目指すのなら、3×5の下に15と書いてください。

たったそれだけのことを意識するだけで、計算問題で得点をするのは簡単なことになります。


高校入試では計算問題と小問をとっていくだけで、平均点には達するので苦手の人は意識していただくと幸いです。


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