英語の成績が伸びない生徒へ
2025/9/5
昨日、対面の授業の休憩時に「先生、英語の成績が伸びません。どうすればいいですか?」とある生徒が質問しに来ました。
<即効性のある方法はない>
おそらく生徒は「即効性のある方法」を知りたがっていたのでしょう。
だから、私は「すぐに効き目のある方法なんてないよ」と正直に伝えたら、非常にがっかりした表情になっていました。
実は英語に限らず、「すぐに賢くなる方法」なんてありません。あれば、その方法を教えれば良いだけです。そんな方法がないから、みんな「努力」をしているのです。
<何を使えばよいか、ではない>
「この問題集を使えば、英語は伸びる」というものもありません。「あの子が使っているから、この問題集は自分にも合う」というものもありません。問題集の良しあしはどうでもよく、問題集に対してどれだけ真面目に取り組むかが重要です。「覚えられません」というのも、結局は「どれだけ真剣になっているか」が重要です。
<要するに・・・>
要するに、「何をするか」ではなく、マインドの問題です。まずは、「真剣に取り組む気持ち」を整え、「習慣化」することが先決です。習慣化できなければ、コーチをしてくれる人を用意して、「もう勉強した?」「計画通りにしている?」「進捗状況は?」など、細かくチェックしてもらったほうが良いです。3日継続し、7日継続し、を繰り返していると、「それをしなければ気になる」状態になればOKです。
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