英語
勘違いしていない?「音読すれば速読できる?」
2025/10/7
一時の「音読ブーム」のせいか、「音読をしっかりしていれば速読できるようになる」と信じている人がかなり存在します。
間違いではないですが、「音読=速読」とは言えません。
なぜか?
音読、つまり(音源に合わせて)声に出して読む、という行為は「話すスピード以上に速くは読めない」からです。1倍速モードの音源ならば1倍速の速読、1.5倍速モードの音源ならば1.5倍速の速読です。音源に「合わせる」わけですから、音源のスピード以上に速くは読めません。
しかも、「声に出して読む」癖をつけてしまうと、実際の試験時の長文も無意識に頭のなかで「声に出して」読んでいることになります。
確かに音読をすることにより、「単語が覚えられる」「リスニング力やスピーキング力がつく」などの効果があります。しかし、間違えた発音のしかたのまま音読をしていたら、意味がありません。heardを「ヒアード」と発音していたら、リスニングでは聞き取れないでしょう。
だから、私は「高3の夏休みに入る直前で音読をやめて、目で『カタマリ』を追いかける練習をしなさい(=視読)」と伝えています。
スラッシュリーディングはやりすぎると「考えながらスラッシュを引く」ため、読むのが遅くなります。だから、「スラッシュリーディングもできるだけ控えるように」と伝えています。代わりに、頭のなかで「スラッシュを引く」イメージで、英文をカタマリごとに読む練習です。「声」よりも「目」のほうが動きが圧倒的に速いからです。
英語のブログ
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2025/10/7
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