AI学習での「理解した!」は「合格した!」になるか。
こんにちは!化学講師の きりこ です!☺
暑い日と涼しい日が入り混じる季節ですね。
インフルエンザの話題も出てきますし、
来月以降はワクチン接種の準備をしていきましょう。☺
では、今日のテーマは、私のいつも生徒と保護者に話すAIとアナログです!
「わからないことがあったら、AIに聞けばすぐ教えてくれる」
「オンライン教材があれば、いつでも効率よく勉強できる」
今の学生にとって、AIやオンライン教材はとても便利な存在になりました。☺
でも、ここでひとつ、みなさんに知っておいてほしいことがあります。
「問題が解けた」ことと、「自分の力で解けるようになった」ことは、別物だということです。
ある研究でわかったことがあります。
2025年、アメリカの科学雑誌PNASに、高校生約1,000人を対象にした興味深い研究結果が発表されました。
数学の問題をAIに助けてもらいながら解いたところ、AIを使っているあいだの成績はぐんと上がりました。
ところが、その後「AIなし」で似たような問題を解かせてみると、AIを使っていたグループの成績は、AIを使わなかったグループより17%も低くなってしまったのです。
これは、受験勉強を考えるうえでとても大事な研究だと思います。
たしか、朝の東テレの経済番組でパックンも同じようなことを言ってたような、、、☺
AIが答えまで導いてくれると、「わかった!」「解けた!」という気持ちにはなります。
でも、そこにたどり着くまでの「考える過程」を自分自身で経験していないと、
いざ本番で一人になったときに、力を発揮できません。
入試本番では、隣にAIはいません。
「この問題、どう考えればいいですか?」と聞くことはできないのです。
だからこそ大切にしたい、昔ながらの勉強法
だからこそ私は、受験勉強の中心には、やっぱり「本・ノート・鉛筆」を置いてほしいと思っています。
教科書や参考書を読んで、自分の頭で考える
↓
わからなければ、もう一度読み返す
↓
自分の言葉でノートに書いてみる
↓
問題を解いて、間違える
↓
どうして間違えたのかを考えて、もう一度解く
一見、遠回りに見えるこの作業こそが、本当の学力をつくります。
私の授業でおすすめしている「3次元」勉強法
実際に私の授業では、ノート・鉛筆・問題集・図録を「3次元」で使うことをおすすめしています。
どういうことかというと
問題集で「解く力」を鍛える
図録(グラフや図、写真、資料集など)で「知識をイメージする力」を養う
ノートと鉛筆で、その両方を自分の言葉・自分の手でつなぎ合わせる
「文字」「図」「手を動かす作業」を行き来することで、知識が平面(2次元)ではなく、立体(3次元)として頭に残っていくのです。
AIに聞けば、確かに一瞬で答えは出ます。
でも、図録をめくって「あ、こういうことか」と自分で気づく瞬間や、
ノートに書きながら「あれ、ここがつながっていなかった」と気づく瞬間は、
AIが代わりにやってあげることはできません。
もちろん、AIやオンライン教材を否定する必要はまったくありません。
わからないところを質問したり、自分の弱点を見つけたりする道具としては、
とても頼りになります。
ただし、気をつけてほしいことがひとつ。
AIに考えてもらう時間が増えるほど、自分で考える時間は減っていく、
ということです。
ですから、若いうちは、あまりAIを使ってほしくないのです。
面倒な作業は効果があるんだと身体で感じさせるのは若いときこそやって頂きたいです。
最後に問われるのは、あなた自身の力!
受験で最後に試されるのは、「AIを使えば解けるかどうか」ではありません。
何も助けがない机の前で、自分の頭と手だけを使って答案を作れるかどうか。
AI時代だからこそ、あえてアナログに。☺
受験勉強の主役はAIではありません。最後に答案を書くのは、お子さま自身なのですから。
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