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国語

算数の文章題が苦手な子は、国語でつまずいていることがある

2026/9/26

「計算はできるのに、文章題になると急に分からなくなる」


そんなお子さんは少なくありません。


保護者の方から見ると、
「算数が苦手なのかな」
と思いやすいのですが、実際には計算力ではなく、問題文を読むところで止まっていることがあります。

文章題では、

・何が分かっているのか
・何を聞かれているのか
・どの数字を使うのか
・どんな式にすればよいのか

を順番に整理する必要があります。

この「読む・整理する・考える」という力は、国語の読解でも使う力です。

だから私は、算数と国語を別々に考えすぎないようにしています。

たとえば国語で文章を読むときにも、

「誰の話なのか」
「何が起きたのか」
「大事な言葉はどこか」
「答えの根拠はどこにあるか」

と整理します。

算数の文章題でも同じように、

「分かっていることは何か」
「求めるものは何か」
「どの情報が必要か」

を見つけていきます。

つまり、算数と国語には共通する部分がたくさんあります。

特に、

・文章題が苦手
・漢字や語彙が弱い
・問題文を最後まで読まない
・何を聞かれているのか分からない
・答え方がずれてしまう

というお子さんの場合は、算数だけを繰り返すよりも、国語の「読む力」も一緒に見た方が、つまずきの原因が見つかることがあります。

また、不登校や発達特性のあるお子さんの場合、学習内容そのものより、

「文章が長いと疲れる」
「情報が多いと混乱する」
「書く量が多いと負担になる」

といったことが影響している場合もあります。

そんなときは、問題を短く区切ったり、図や表にしたり、大事なところに印をつけたりしながら整理します。

大切なのは、

「この子は算数が苦手」
「この子は国語が苦手」

と教科だけで決めつけないことです。

どこで止まっているのかを細かく見ると、別の教科の力が関係していることもあります。

私は算数・数学を専門にしてきましたが、小学校1年生から6年生まで幅広く指導してきました。

その経験から、教科を分けて見るだけではなく、

算数の力を国語に活かす
国語の力を算数に活かす

という見方を大切にしています。

文章題が苦手なお子さんは、計算練習だけでなく、「読む力」を一度見直してみると、学び方が変わるかもしれません。

必要なのは、問題数を増やすことではなく、

どこでつまずいているかを見つけること

です。

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