定期考査で失敗しないために大切な「優先順位」の考え方
中高生の学習相談を受けていると、定期考査前になると多くの人が同じ悩みを抱えます。
「学校のテスト対策を優先するべきか」
「模試や受験勉強も進めるべきか」
「塾の課題をどこまでやるべきか」
「英検や資格試験との両立をどうするか」
どれも大切に思えるからこそ、何を優先すればよいのか分からなくなってしまうようです。
もちろん、勉強に無駄なものはありません。しかし、限られた時間の中では、「今の自分にとって何が最重要か」を整理することが非常に重要です。
まずは「自分の目的」を整理する
定期考査対策でまず意識したいのは、「何のために今その勉強をするのか」を明確にすることです。例えば、
内申点が受験に大きく関わる
学校推薦を狙っている
評定平均が重要になる
苦手科目の成績を改善したい
このような状況であれば、定期考査の優先順位はかなり高くなります。一方で、
一般受験の一発勝負が中心
模試偏差値の向上が急務
過去問演習の完成度が重要
英検などの資格取得が必要
という状況なら、定期考査だけに時間を使いすぎることが必ずしも正解とは限りません。
「全部を完璧にやろう」とすると、結果的に全てが中途半端になることも少なくありません。だからこそ、まずは自分の置かれた状況を整理し、「今、一番重視すべきものは何か」を考える必要があります。
「塾の勉強」が「目的」になってはいけない
定期考査前になると、塾の宿題や課題との両立に悩む人も多くいます。
ただ、本来の目的を忘れてはいけません。
塾や家庭教師というのは、学校の成績向上や受験合格のために存在するものです。つまり、「塾のために勉強する」のではなく、「学力を伸ばすために塾や家庭教師を利用する」というのが本来の形です。
もちろん、塾の内容が学校の試験対策や受験に直結しているなら重要です。しかし、現時点での自分の最優先事項とずれているなら、優先順位を調整する必要もあります。
真面目な生徒ほど、「全部やらなければ」と抱え込みがちですが、勉強では「今の時点で何をやらないか」を決めることも非常に大切です。
「できること」より「やるべきこと」を優先する
定期考査前になると、人はどうしても「得意な科目」や「やりやすい勉強」に逃げたくなります。
英単語を書いていると安心する。
簡単なワークを繰り返していると勉強した気になる。
得意科目ばかり進めたくなる。
これは自然なことですが、本当に点数を上げたいなら、「今の自分に必要なこと」を優先する必要があります。
基礎用語が曖昧なら、まずそこを固める
学校ワークが終わっていないなら先に仕上げる
苦手単元があるなら逃げずに向き合う
提出物があるなら早めに完成させる
地味ですが、こうした「基本」を徹底できる人ほど、最終的に安定した結果を出していきます。
「まだ間に合うか」ではなく「何を優先するか」
勉強では、「全部をやる」ことよりも、「限られた時間で最適な判断をする」ことの方が重要な場合があります。もし今、やることが多すぎて混乱しているなら、
今の自分に最も必要なものは何か
点数や進路に最も直結するものは何か
「今やるべきこと」と「後回しにできること」は何か
を整理してみてください。
定期考査で結果を出す人は、特別な勉強法を知っているわけではありません。
「優先順位を考え、基本を徹底する」
このことを丁寧に積み重ねている結果として、成績がついてくるのです。
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