オンライン家庭教師マナリンク
算数

人によってやる気が出る声掛けパターンが違いすぎる話。でも共通項もあって…

2025/8/27

長い長い夏休み…

子供達の宿題を見る親としては、毎年試練の夏ですよね。


我が家も例外ではなく、今年の夏も超超超たたかいました!笑

我が家には2人の子供がいますが、『やる気が出ない時の声かけ』の方向性が真逆で、子によってこんなに違うの!?となったので、共有していきます。


小3男子パターン

特徴:とにかく調子が出るまでに相当数のエネルギーが必要。ひたすら「どうせできない」を繰り返す。

自己肯定感低めなので、今は「とにかく褒める」「あなたのことをしっかり見ているよ、思っているよ」が伝わるように声かけをしています。


・あれ?もう自分で宿題出してきたの?おぉ〜!

・お、今日は座ってる時、背筋がピンてしてるね✨

・「おかあさん、ずっとここにいて、見てて」

よし、ずーっと見ちゃうぞ?ジーーーーー👀

(確実に子供は笑います)


宿題に取り掛かるまでに本人は「やりたくない」「でもやらなきゃいけない」の間でとにかく葛藤しています。そう、やらなきゃいけないのは分かってはいるのです。

私からすると、いや、やれば終わるんだからそんな抵抗してないで、その時間でやればいいじゃん、と思うのですが笑

でもそれをいうと、分かっているところに追い打ちをかけられる形になります。これは大人でもあっという間にやる気無くすパターンですよね😅なので、とにかく我慢して、子供ができたことを言葉にしていきます。


ポイントは「すごい」「素晴らしい」など曖昧で大袈裟なほめ方ではなく、具体的な行動を認めてあげることです。

すごい、素晴らしいは言いすぎると「とりあえず言ってるんじゃない?大して思ってないくせに」なんて思われる可能性があります。なので、その時の状況にある具体的な行動を褒める対象にします。


ただ放っておくより、この声かけをした方が、取り掛かるまでの時間が半分以下になります。


「早く」「なんでやらないの!?」

言いたくなる気持ちはものすごくわかりますし、私も意識しないとすぐ言ってしまいます。もうここは修行です笑



年長女子パターン

特徴:自己肯定感超高め。結構チャキチャキやるタイプ。プライド高め。

息子とは真逆タイプです笑


この子に効果的な声かけは

「お母さん、お風呂掃除だけやってくるから、その間準備しておいてね。準備だけだよ?やらないでよ?準備だけね?」

これです。


こっそりやって、親をびっくりさせたい心理が働いて、あっという間に終わらせます。


私は宣言通りやることを終えて戻ってきて、いざ準備されているドリルを見てみると終わっている。

「あれ?もう終わったの!?」

ちゃんと驚いてあげるとさらに効果てき面です✨


でもあんまり驚くのをやりすぎると、毎度求められて自分が疲れてしまうので、一言驚いたら、あとは「自分でできたんだね。やったね!」とにこやかに伝えてあげればOKです!

認める声かけですね。


ちなみに私が息子の宿題を見ていて、その隣で娘もドリルをしている(こっそり)

なんて状況で娘の方を向くと

「せっかく秘密でやってたのに!!!怒」

とすごい勢いでヘソを曲げて、ドリルをぶん投げます。


この反省から、娘が何も言わずにガツガツドリルをしているときは、見てないフリしてそっとしておきます笑


我が家の対照的な2人のパターンをご紹介しました。

皆さんのお子さんと似ているなというところはありましたか?

もし似ているところがあれば、この声かけぜひ試してみてください👍


生徒を見ても、我が子を見ても、子供によって合う声かけは本当に様々です。

でもみんなに共通するのは「認められる」ということに対して大小はあれど、「喜びがある」ということです。


その行動を認めてあげるというのは、褒めるだけでなく、その行動を言葉にして「〜しているんだね」というだけでも良いんです。それが「自分のことを見てくれている」という自己肯定に繋がります。

認めてあげる声かけ+その子に合う声かけ

ぜひ研究してみてくださいね!


うちの子はどうなんだろう…

悩んでいる方はぜひ無料体験お待ちしています!

一緒に探ってみましょう✨

このブログを書いた先生

算数のオンライン家庭教師一覧

算数のブログ

算数が好きになる秘密は、毎日の“一緒に”にありました

✏️ はじめまして!一緒に考える算数のお話こんにちは。このたびマナリンクの講師として登録させていただきました、家庭教師の横山です。このブログでは、日々の授業や子どもたちとの関わりを通じて感じたことを、皆さんと分かち合っていきたいと思います。小学生から中学生まで、それぞれの成長に合わせて、算数や数学とどう向き合えばいいのか。家庭での声かけやちょっとした工夫なども、少しずつお伝えしていけたらと思っています。勉強のやり方はもちろん、何より大切にしたいのはお子さんの気持ちに 寄り添う姿勢。一緒に悩んだり、発見したりしながら進んでいけたらいいですね。🌱 算数の土台は、毎日の生活にあります「うち...続きを見る
横山の写真
横山オンライン家庭教師
2025/9/22

鉄は熱いうちに打て!~夏のうちに苦手算数を克服しよう~

はじめに:「鉄は熱いうちに打て」という学習の真理「鉄は熱いうちに打て」ということわざは、算数学習においても強いメッセージを持っています。鉄が柔らかい状態で叩けば自在に形を変えられるように、子どもたちの思考も「柔らかい時期」にこそ大きく伸ばすことができます。夏休みは、まさに算数学習における“熱いうち”の時間です。学校の授業が一旦止まり、まとまった時間が取れるからこそ、これまでの苦手を整理し、克服していく絶好のチャンスなのです。逆にここで何もしなければどうなるでしょうか。苦手はそのまま積み重なり、秋以降の新しい単元を理解するときに障害となります。そして「わからない」「もう無理だ」という気持ちが膨ら...続きを見る
木村の写真
木村オンライン家庭教師
2025/8/16

計算ミスを減らすためには

計算ミスを減らすことに特効薬はありません。秘訣があるとすれば、「当たり前のことを当たり前に行う」ことでしょうか。①文字を丁寧に書く数字や記号を乱雑に書くと読み間違いや見落としが起こりやすくなります。②途中式をしっかり書く途中式を省略しないことで、流れを確認しやすくなり、ミスの発見につながります。③見直しをする見直しの習慣をつけることも効果的です。答えが妥当か、計算過程に誤りがないかを冷静にチェックする時間を設けましょう。このように、当たり前のことをめんどくさがらずに行うことが、計算ミスを防ぐ一番の近道だと言えます。一問一問にしっかり向き合って、計算ミスを減らしていきましょう、続きを見る
飯山の写真
飯山オンライン家庭教師
2025/8/8

解答用紙はほぼ白紙で、テスト時間の半分以上寝てました・・

難しい問題に直面したとき、あまりに頭の中で考えすぎて、手が動かず、固まってしまう生徒もよくいますが、テストや入試では、何かしら手を動かして、あれこれやってたら、思わぬヒントが浮かんでくることもありますね。以前勤めていた塾に、私自身が教えを請う数学の先生がいらっしゃったのですが、その先生に「場合の数は、500個ぐらいだったら、書き出した方が確実に解けます!」と軽く言われたことがあります!例えば、「1から15までの数字のうち、3個の数字の選び方は何通りか?」という問題ならば、(1、2、3)(1、2、4)(1、2、5)・・・(13、14、15)と書き出した方が確実だとおっしゃるのです。*ちなみに、高...続きを見る
まさつぐの写真
まさつぐオンライン家庭教師
2025/7/19

自分が書いた字だろう? 0と6を見間違うなよ・・

算数・数学のテストの成績が上がらない大きな原因の一つは「計算ミス」ですね!><計算ミスが多いのは、小学生だけでなく、もちろん、中学生にも高校生にも多いです・・例えば、「5X=2」という方程式を解く場合、「5XをX(=1X)にするには、どうすればいい?」「両辺を5で割る!」「そう! 左辺は、5X÷5=Xになって、右辺の2も5で割るね。 じゃあ、2÷5は?」「5/2(2分の5)」「逆!!(2/5 5分の2)」上のように、割り算を分数に直す場面で、分子・分母を逆に書くミスを、小6の受験生だけでなく、中学生でもやらかす日にゃあ、父ちゃん、情けなくて、涙出てくらあ・・( ノД`)シクシク…また、「1.2...続きを見る
まさつぐの写真
まさつぐオンライン家庭教師
2025/7/18

この先生の他のブログ