【現役エンジニアが語る】テストで1問つまずいても崩れない!テニスの「次の一球」に学ぶ、数学の「次の一問」

こんにちは!オンライン家庭教師のこばやしです。普段はフリーランスのITエンジニアとして働きながら、中高生に「情報I」「理系数学」「英語」を教えています。
今回は少しだけ勉強から離れて、私の趣味のテニスのお話から始めさせてください。
テストの最中、1問目で手が止まってしまい、「どうしよう、もうダメだ」と焦った経験はないでしょうか。焦ったまま次の問題に進むと、普段なら解ける計算までミスしてしまう。終わってから見直すと「この問題、本当は解けたのに」と悔しくなる。そんな生徒がたくさんいます。
その原因は、実力不足ではありません。1つのミスを、次の問題まで持ち越してしまっているからです。
■ テニスでは「さっきの一球」より「次の一球」
私は学生時代からテニスを続けていて、今は妻と一緒にコートに立っています。
テニスをしたことがある方なら、こんな経験があるかもしれません。簡単なボールをネットにかけてしまい、「なんで今のを外したんだろう」と考えているうちに、次のポイントもあっさり落としてしまう。ミスそのものより、ミスを引きずることのほうが、試合では何倍も高くつきます。
だからテニスでは、ポイントとポイントの間に気持ちを切り替えることがとても大切です。終わった一球はもう取り返せません。でも、次の一球はまだ何も決まっていないのです。
■ テストも「1問ごとのポイント制」と考える
実は、数学のテストもテニスとよく似ています。
大問1で失った点数は、大問2をどれだけ悩んでも戻ってきません。それなのに、テスト中の頭の中は「さっきの問題」でいっぱいになりがちです。
そこでおすすめしたいのが、テストを「1問ごとのポイント制」と考えることです。1問つまずいても、それは1ポイントを落としただけ。試合が終わったわけではありません。次の一問を取れば、また流れは戻ってきます。
■ プロの現場でも、1つのエラーに全体を止めさせない
この考え方は、エンジニアの仕事にも通じます。
私が長年携わってきた金融決済システムのような大きなシステムでは、作業中に思わぬエラーが出ることは珍しくありません。そんなとき、1つのエラーだけを見つめて手が止まってしまうと、ほかの作業まで全部遅れてしまいます。
プロの現場では、まず「どこで起きたか」を記録して、ほかに進められる作業から片づけていきます。原因の調査は、落ち着いてから改めて行えばよいのです。エラーを無視するのではなく、「今やること」と「あとでやること」を分けているわけですね。
■ 「次の一問」に切り替える3つの準備
テスト本番で気持ちを切り替えるのは、実はその場の根性ではなく、事前の準備で決まります。私の授業では、次の3つをあらかじめ決めておくようにしています。
1つ目は、「手が止まって3分たったら、いったん次へ進む」という自分のルールです。悩む時間の上限を先に決めておけば、迷うこと自体がなくなります。
2つ目は、飛ばした問題に印をつけることです。「あとで戻ってくる」と目に見える形で残しておくと、安心して次の問題に集中できます。
3つ目は、切り替えの合図を決めることです。テニスの選手がサーブの前に同じ動作をくり返すように、「ペンを置いて深呼吸を1回」など、自分なりの合図を持っておくと気持ちをリセットしやすくなります。
■ 切り替えは、才能ではなく練習で身につく
1問のミスで崩れてしまうのは、気持ちが弱いからではありません。切り替え方を練習したことがないだけです。
普段の演習から「3分たったら次へ」「印をつけて飛ばす」をくり返していると、本番でも自然と体が動くようになります。テニスの切り替えも、数学の切り替えも、どちらも練習で身につく技術なのです。
こんな方におすすめです。
・テストで1問つまずくと、そのあと焦って崩れてしまう方
・時間が足りず、最後の問題までたどり着けない方
・解ける問題を取りこぼしてしまうのが悔しい方
そんな方は、ぜひ一度体験授業にいらしてください。現役エンジニアと一緒に、「次の一問」で取り返せる力を身につけましょう!
【プロフィール】
こばやし|納得感を大切にするフリーランスエンジニア
北海道大卒。約10年間にわたり金融決済システムなどの基幹開発に携わった後、フリーランスのエンジニア・IT講師として独立。企業の新人IT研修のメイン講師も務めるプロが、「仕組みから理解する」論理的な指導を行います。
この先生のおすすめコース
- 数III・Cに入り、チャート式等の「パターン暗記」では初見の問題が解けず、壁にぶつかっている方。
- 「なぜこの式変形をするの?」と疑問を持つ方。納得するまで徹底的に対話し、数式の意味を言語化します。
- 旧帝大卒の視点で、共通テストや二次試験を突破するための、小手先ではない「本物の思考力」を鍛えます。
このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら
数学I・A・II・B & IIIの対策におすすめの指導コース
- 定期テストで満点を目指す方
- 推薦での大学進学を考えたい方
- 学校の授業について行けていない方
- 三角比・三角関数がとにかく苦手!一から学び直したい!
- 公式を覚えても使えない…解き方の流れが分からない!
- 応用問題にも対応できる数学力をつけたい!
- 数学に苦手意識がある方
- 入試で数学を安定して得点源にしたい方
- 医学部への合格を目指す方
- 通信制・単位制高校に通っているが、なかなか自分で勉強のペースが掴めない方
- 大学受験を考えているが、学校の授業だけでは不安な方
- クラーク記念国際高等学校やN高等学校などの通信制高校に通っておられる方
- E判定から中央大学理工学部に逆転合格したい生徒さん
- 過去問や入試レベルになると手が止まってしまう生徒さん
- 数Ⅲ・微分積分や記述式の解答に苦手意識がある生徒さん