オンライン家庭教師マナリンク
高校数学

【現役エンジニアが語る】テストで1問つまずいても崩れない!テニスの「次の一球」に学ぶ、数学の「次の一問」

2026/11/4

こんにちは!オンライン家庭教師のこばやしです。普段はフリーランスのITエンジニアとして働きながら、中高生に「情報I」「理系数学」「英語」を教えています。

今回は少しだけ勉強から離れて、私の趣味のテニスのお話から始めさせてください。

テストの最中、1問目で手が止まってしまい、「どうしよう、もうダメだ」と焦った経験はないでしょうか。焦ったまま次の問題に進むと、普段なら解ける計算までミスしてしまう。終わってから見直すと「この問題、本当は解けたのに」と悔しくなる。そんな生徒がたくさんいます。

その原因は、実力不足ではありません。1つのミスを、次の問題まで持ち越してしまっているからです。

■ テニスでは「さっきの一球」より「次の一球」

私は学生時代からテニスを続けていて、今は妻と一緒にコートに立っています。

テニスをしたことがある方なら、こんな経験があるかもしれません。簡単なボールをネットにかけてしまい、「なんで今のを外したんだろう」と考えているうちに、次のポイントもあっさり落としてしまう。ミスそのものより、ミスを引きずることのほうが、試合では何倍も高くつきます。

だからテニスでは、ポイントとポイントの間に気持ちを切り替えることがとても大切です。終わった一球はもう取り返せません。でも、次の一球はまだ何も決まっていないのです。

■ テストも「1問ごとのポイント制」と考える

実は、数学のテストもテニスとよく似ています。

大問1で失った点数は、大問2をどれだけ悩んでも戻ってきません。それなのに、テスト中の頭の中は「さっきの問題」でいっぱいになりがちです。

そこでおすすめしたいのが、テストを「1問ごとのポイント制」と考えることです。1問つまずいても、それは1ポイントを落としただけ。試合が終わったわけではありません。次の一問を取れば、また流れは戻ってきます。

■ プロの現場でも、1つのエラーに全体を止めさせない

この考え方は、エンジニアの仕事にも通じます。

私が長年携わってきた金融決済システムのような大きなシステムでは、作業中に思わぬエラーが出ることは珍しくありません。そんなとき、1つのエラーだけを見つめて手が止まってしまうと、ほかの作業まで全部遅れてしまいます。

プロの現場では、まず「どこで起きたか」を記録して、ほかに進められる作業から片づけていきます。原因の調査は、落ち着いてから改めて行えばよいのです。エラーを無視するのではなく、「今やること」と「あとでやること」を分けているわけですね。

■ 「次の一問」に切り替える3つの準備

テスト本番で気持ちを切り替えるのは、実はその場の根性ではなく、事前の準備で決まります。私の授業では、次の3つをあらかじめ決めておくようにしています。

1つ目は、「手が止まって3分たったら、いったん次へ進む」という自分のルールです。悩む時間の上限を先に決めておけば、迷うこと自体がなくなります。

2つ目は、飛ばした問題に印をつけることです。「あとで戻ってくる」と目に見える形で残しておくと、安心して次の問題に集中できます。

3つ目は、切り替えの合図を決めることです。テニスの選手がサーブの前に同じ動作をくり返すように、「ペンを置いて深呼吸を1回」など、自分なりの合図を持っておくと気持ちをリセットしやすくなります。

■ 切り替えは、才能ではなく練習で身につく

1問のミスで崩れてしまうのは、気持ちが弱いからではありません。切り替え方を練習したことがないだけです。

普段の演習から「3分たったら次へ」「印をつけて飛ばす」をくり返していると、本番でも自然と体が動くようになります。テニスの切り替えも、数学の切り替えも、どちらも練習で身につく技術なのです。

こんな方におすすめです。

・テストで1問つまずくと、そのあと焦って崩れてしまう方

・時間が足りず、最後の問題までたどり着けない方

・解ける問題を取りこぼしてしまうのが悔しい方

そんな方は、ぜひ一度体験授業にいらしてください。現役エンジニアと一緒に、「次の一問」で取り返せる力を身につけましょう!

【プロフィール】

こばやし|納得感を大切にするフリーランスエンジニア

北海道大卒。約10年間にわたり金融決済システムなどの基幹開発に携わった後、フリーランスのエンジニア・IT講師として独立。企業の新人IT研修のメイン講師も務めるプロが、「仕組みから理解する」論理的な指導を行います。

このブログを書いた先生

この先生のおすすめコース

高校数学の月額コース
【旧帝大卒】暗記に逃げない。「論理」で完全攻略する理系数学
三者面談あり
タイプ別
無料体験あり
【旧帝大卒】暗記に逃げない。「論理」で完全攻略する理系数学
23,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
高校1〜3年生、浪人生
  • 数III・Cに入り、チャート式等の「パターン暗記」では初見の問題が解けず、壁にぶつかっている方。
  • 「なぜこの式変形をするの?」と疑問を持つ方。納得するまで徹底的に対話し、数式の意味を言語化します。
  • 旧帝大卒の視点で、共通テストや二次試験を突破するための、小手先ではない「本物の思考力」を鍛えます。
コースの詳細を見る

このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら

数学I・A・II・B & IIIの対策におすすめの指導コース

120,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
高校1〜3年生
  • 定期テストで満点を目指す方
  • 推薦での大学進学を考えたい方
  • 学校の授業について行けていない方
コースの詳細を見る
高校数学の単発/短期コース
【この講座で全てわかる】三角比・三角関数完全攻略
無料体験あり
【この講座で全てわかる】三角比・三角関数完全攻略
30,000円
60分(全10回)
高校1〜3年生、浪人生
  • 三角比・三角関数がとにかく苦手!一から学び直したい!
  • 公式を覚えても使えない…解き方の流れが分からない!
  • 応用問題にも対応できる数学力をつけたい!
コースの詳細を見る
27,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
高校2・3年生、浪人生
  • 数学に苦手意識がある方
  • 入試で数学を安定して得点源にしたい方
  • 医学部への合格を目指す方
コースの詳細を見る
高校数学の月額コース
【通信制高校/数学】未習範囲の先取りから大学受験対策まで
三者面談あり
タイプ別
無料体験あり
【通信制高校/数学】未習範囲の先取りから大学受験対策まで
20,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
高校1〜3年生
  • 通信制・単位制高校に通っているが、なかなか自分で勉強のペースが掴めない方
  • 大学受験を考えているが、学校の授業だけでは不安な方
  • クラーク記念国際高等学校やN高等学校などの通信制高校に通っておられる方
コースの詳細を見る
高校数学の月額コース
中央大学理工学部・数学対策|難しさを分解して最短距離で合格へ
三者面談あり
タイプ別
無料体験あり
中央大学理工学部・数学対策|難しさを分解して最短距離で合格へ
24,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
高校1〜3年生、浪人生
  • E判定から中央大学理工学部に逆転合格したい生徒さん
  • 過去問や入試レベルになると手が止まってしまう生徒さん
  • 数Ⅲ・微分積分や記述式の解答に苦手意識がある生徒さん
コースの詳細を見る

高校数学のブログ

「数学が苦手」をそのままにしていませんか?

「勉強しているのに点数が上がらない」「学校の授業についていけなくなってきた」「家で勉強しようとしても、何から始めればいいかわからない」このようなお悩みはありませんか?数学は、これまでに学習した内容の積み重ねがとても大切な教科です。そのため、今解いている問題がわからなくても、実は原因が少し前に学習した単元にあることも少なくありません。私の授業では、ただ問題の解き方を教えるだけでなく、「どこでつまずいているのか」を見つけることを大切にしています。基礎に不安がある場合は、必要に応じて前の学年の内容まで戻り、一つひとつ理解を確認しながら進めていきます。また、得意な生徒さんには応用問題や入試を見据えた演...続きを見る
うめはの写真
うめはオンライン家庭教師
2026/10/31

【現役エンジニアが解説】「答えを見ても分からない」を卒業!数学の解説を“読める”ようになる4つの手順

こんにちは!オンライン家庭教師のこばやしです。普段はフリーランスのITエンジニアとして働きながら、中高生向けに「情報I」「理系数学」「英語」を指導しています。今回は、情報Iから少し離れて数学のお話です。問題が解けずに解答・解説を開いたのに、読んでも何が起きているのか分からない。そんな経験はないでしょうか。そして結局、解説の式を丸写しして「次こそは」と問題集を閉じてしまう。こうした生徒はたくさんいます。その原因は、頭の良し悪しではありません。解説の「読み方」を、誰からも教わっていないからです。■ 解説は「完成したプログラム」と同じ実は、数学の解説を読むことは、エンジニアが他人の書いたプログラムを...続きを見る
こばやしの写真
こばやしオンライン家庭教師
2026/10/28

難しい問題が解けた時の達成感を味わおう

頑張って問題を解いて、正解すれば嬉しいものです。難しければ難しい問題ほど、解けた時の達成感は大きくなります。私がサポートしますので、いっしょに問題にチャレンジして正解を目指し、その達成感を味わっていきましょう。続きを見る
遠藤の写真
遠藤オンライン家庭教師
2026/10/22

【数学】「またケアレスミス…」で損していませんか?偏差値を劇的に上げる“本当の計算力”と3つの検算テクニック

◆【数学】「またケアレスミス…」で損していませんか?偏差値を劇的に上げる“本当の計算力”と3つの検算テクニック「手応えはあったのに、返ってきたテストを見たら計算ミスでガッカリ…」 「テスト前は暗記に追われて、いざ本番になると計算が合わなくて焦ってしまう…」受験生や中高生のみなさん、そして保護者様、こんな経験はありませんか?数学において、計算力は最大の武器であり、同時に計算力不足はあまりにも大きなハンデになります。どれだけ解法が頭に浮かんでいても、途中の計算で間違えてしまえば点数はもらえません。では、そもそも「本当の計算力」とは何でしょうか?◆「計算力」の真実:暗算速度でも、一発で合わせる力でも...続きを見る
あきのりの写真
あきのりオンライン家庭教師
2026/9/29

焦って演習量を増やす前にペンを置け。秋の大学受験数学で逆転合格を生む「立ち止まる勇気」

夏の終わりとともに、大学受験生はいよいよ「過去問演習(赤本)」や「冠模試(大学別模試)」といった実戦的な学習へと突入します。この時期、多くの受験生が直面するのが「志望校のレベルと今の自分の実力が、あまりにもかけ離れている」という絶望感です。 焦った受験生は、不安をかき消すかのように分厚い問題集を引っ張り出し、「1日◯問解く!」「過去問を◯年分回す!」と、とにかく演習量を増やすことで解決しようとします。しかし、プロの目線から厳しい事実をお伝えします。 秋の大学受験数学において、焦って演習量を増やす行為は「自殺行為」に等しいです。もしあなたが今、不安に駆られてガムシャラにペンを動かしているなら、今...続きを見る
木村の写真
木村オンライン家庭教師
2026/8/16

この先生の他のブログ

こばやしの写真

【情報I】クライアントとサーバーって何が違う?現役エンジニアが役割で解説

2026/10/30
こんにちは!オンライン家庭教師のこばやしです。普段はフリーランスのITエンジニアとして働きながら、中高生に「情報I」「理系数学」「英語」を教えています。情報Iで登場する「クライアント」と「サーバー」。言葉は覚えたけれど、実際にどんな役割分担なのか、具体的にイメージできない、という方も多いのではないで...
続きを読む
こばやしの写真

【現役エンジニアが解説】「答えを見ても分からない」を卒業!数学の解説を“読める”ようになる4つの手順

2026/10/28
こんにちは!オンライン家庭教師のこばやしです。普段はフリーランスのITエンジニアとして働きながら、中高生向けに「情報I」「理系数学」「英語」を指導しています。今回は、情報Iから少し離れて数学のお話です。問題が解けずに解答・解説を開いたのに、読んでも何が起きているのか分からない。そんな経験はないでしょ...
続きを読む
こばやしの写真

【情報I】データは小分けで運ばれる。現役エンジニアがパケット通信を解説

2026/10/23
こんにちは!オンライン家庭教師のこばやしです。普段はフリーランスのITエンジニアとして働きながら、中高生に「情報I」「理系数学」「英語」を教えています。スマホの料金プランで「パケット」という言葉を耳にしたことはありませんか。情報Iでも登場しますが、「データがどう運ばれているのか」を具体的にイメージで...
続きを読む
こばやしの写真

【現役エンジニアが語る】北大・化学科からITエンジニアへ|進路は一本道じゃない

2026/10/21
こんにちは!オンライン家庭教師のこばやしです。普段はフリーランスのITエンジニアとして働きながら、中高生に「情報I」「理系数学」「英語」を教えています。企業の新人IT研修でメイン講師も務めています。今回はいつもの勉強の話から少し離れて、私自身の進路のお話をさせてください。文理選択や志望校選びの時期に...
続きを読む