オンライン家庭教師マナリンク
算数

AIに自分の授業を分析させてみた

2025/10/26

近頃、人工知能、いわゆるAIというものが随分と話題になっているようです。何でも分析し、人間が見落としがちなパターンを発見するなどと聞きます。そこで、ふとした好奇心から、僕自身の授業記録(もちろん、個人が特定できないよう配慮した上で)およそ50本分をAIに分析させてみることにしました。指導者としての自分自身を、客観的な目で観察してみようという試みです。

結果ですか? なかなか興味深いものでした。まるで、自分の行動パターンを詳細に記述した観察記録を読んでいるかのようでしたね。AIが僕の指導についてどのように分析したのか、少しまとめてみることにしましょう。

AIによる「ヒロユキ」の指導スタイルの分析 🤔

AIの報告によると、僕の授業はいくつかの特徴を持っているようです。

  • 対話と問いかけが多い: 一方的に知識を伝達するのではなく、生徒自身に考えさせるための問いかけを多用している、とのこと 。これは意図的なものです。結局のところ、自分で考えなければ、知識は身につきませんから。

  • 基礎原理とプロセスを重視: なぜそうなるのか、どういう手順で解くのか、という点を繰り返し確認している、と 。これも意識しています。解き方だけを覚えても、応用が利きません。野球で言えば、ただバットを振るのではなく、なぜそのフォームなのかを理解するようなものでしょうか。

  • 肯定的なフィードバック: 「良いですね」「その通りです」といった言葉が多いようです 。生徒が正しい道筋を辿っていることを確認し、自信を持ってもらうための、ささやかな道標のつもりです。

  • 比喩や具体例: 抽象的な概念を説明する際、身近なもの(ピザのトッピング 、天秤 、駐車場の配置 など)に例える傾向がある、と。まあ、その方が記憶に残りやすいかと考えてのことです。

  • 反復練習: 特に語学では、短いフレーズを何度も繰り返させている場面が多いようです 。これもスポーツと同じで、体に覚え込ませるのが有効だと考えています。自転車の乗り方を、説明書を読んで覚える人はあまりいませんよね。

  • ホワイトボードの活用: 図や式を書きながら説明することが多い 。視覚情報は、理解を助ける重要な要素です。

  • 実践への意識: 試験という現実的な目標を常に視野に入れ、時間配分や問題選択の考え方にも言及している、と 。ゴールが見えなければ、どこへ向かって走ればいいのか分かりませんからね。

指導哲学について 💡

AIは、僕の指導の根底には以下のような考え方があると分析しました。

  • 「わかる」から「できる」へ: 理解することと、実際に自力で問題を解けることは別物です 。後者への到達を目標としています。

  • 自信の醸成: 「難しくない」「手順を踏めば大丈夫」と伝えることで、生徒の心理的な壁を取り払おうとしているようです 。苦手意識は、時に能力以上の足枷となりますから。

  • 学習習慣の設計: 特に復習やリスニング(シャドーイング推奨 )において、毎日の継続を促している、と。大きな成果は、小さな習慣の積み重ねの上に成り立っているものです。

  • 試行錯誤の尊重: 間違いを恐れず、まずは試してみることを奨励している 。失敗から学ぶことは多いものです。

  • 効率性と合理性: 丸暗記ではなく原理を理解することで負担を減らしたり 、試験全体で目標点を取るための戦略 を考えたりする 。時間は有限ですから、合理的なアプローチは必要でしょう。

長所と、まあ、短所 👍😥

AIは長所と短所も指摘してくれました。長所としては、「忍耐強い」「励ますのが得意」「説明が丁寧」「課題発見力がある」などを挙げてくれました。これは、まあ、そうあろうと努めている点ではあります。

一方で、短所。これは耳が痛いところです。「自身の計算ミス 」「オンラインの技術トラブルへの対応 」「反復練習が単調に感じられる可能性 」「時に熱が入りすぎる(父親的口調? )」…だそうです。計算ミスは…はい、反省します。技術トラブルも、もう少しスマートに対応したいところです。反復練習は…まあ、必要だと思うのですが、やり方は工夫の余地があるかもしれません。父親的口調というのは…無意識かもしれませんね。気をつけましょう。

AI分析を終えて

AIによる分析は、自分自身を客観視する上で、なかなか示唆に富むものでした。なるほど、僕はこういう風に授業を進めているのか、と。まるで、自分の無意識の行動を記録した映像を見ているような気分でした。

しかし、AIがどれだけ分析しようとも、やはり指導の中心は生徒自身です。AIは僕の「やり方」は分析できても、生徒一人ひとりの表情の変化、声のトーン、理解が深まった瞬間の「あ!」という閃きまでは読み取れないでしょう。

結局のところ、僕が大切にしているのは、AIの分析結果ではなく、目の前の生徒が昨日より少しでも前に進むこと、そして「できた!」という小さな成功体験を積み重ねていくこと。そのための手助けができれば、指導者としてこれ以上の喜びはありません。

AIの分析も参考にしつつ、これからも秦野の地で、生徒と共に考え、悩み、そして成長していければと思っています。

それでは、また。ヒロユキでした。

このブログを書いた先生

このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら

算数対策におすすめの指導コース

16,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
小学1〜6年生
  • とにかく算数が苦手!きらい!な方
  • 苦手を克服した先生に優しく教えてほしい!という方
  • 不登校や発達障害でお悩みがある方もご相談ください!
コースの詳細を見る
算数の月額コース
中学受験算数|成績が伸びる勉強法を女子学院卒が指導
三者面談あり
無料体験あり
中学受験算数|成績が伸びる勉強法を女子学院卒が指導
64,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
小学1〜6年生
  • 算数の基礎問題から応用問題まで総合的に強化したい方
  • 特殊算や図形など苦手な単元を克服したい方
  • 勉強時間を重ねても模試の点数が伸び悩んでいる方
コースの詳細を見る
算数の月額コース
【算数のモヤモヤ解消!】小学生のためのオンライン算数教室
三者面談あり
無料体験あり
【算数のモヤモヤ解消!】小学生のためのオンライン算数教室
18,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
小学4〜6年生
  • どうしても算数が好きになれない方
  • 計算はできるけど文章題が苦手な方
  • 中学校の数学の土台作りをしたい方
コースの詳細を見る
算数の月額コース
小学生のための数検で進める先取り算数講座
三者面談あり
無料体験あり
小学生のための数検で進める先取り算数講座
50,000円/月
1回60分(月8回(週2回目安))
小学1〜6年生
  • 中学受験を検討中、または 受験の有無に関係なく学力の土台を作りたいご家庭
  • 先取り学習をしているが、 理解できているかどうか不安を感じているご家庭
  • 将来の 高校受験・大学受験を見据えて、算数(数学)を強みにしたいご家庭
コースの詳細を見る
算数の月額コース
不登校の小学生向け|歴24年の元教員が自宅学習を4科目支援!
三者面談あり
タイプ別
無料体験あり
不登校の小学生向け|歴24年の元教員が自宅学習を4科目支援!
16,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
小学1〜6年生
  • 不登校で自宅で学習を進めたい小学生
  • 発達障がい等で学習の理解に特性がある小学生
  • 学習を自分のペースでゆっくり進めたい小学生
コースの詳細を見る

算数のブログ

計算はできるのに文章題が苦手。その原因は「式を立てる前」にあります

「計算問題ならできるのに、文章題になると手が止まる」これは、算数が苦手なお子さんによく見られるつまずきです。でも、文章題ができない原因は、必ずしも計算力にあるとは限りません。文章題では、式を書く前に、・何が分かっているのか・何を求めるのか・どの数字を使うのか・どんな関係になっているのかを整理する必要があります。つまり、文章題では「計算する力」より前に、文章を読んで情報を整理する力が必要なのです。たとえば、「赤いリボンが3メートルあります。青いリボンは赤いリボンより2メートル長いです。」という問題でも、「3」と「2」という数字だけを見て、3+2なのか、3−2なのか分からなくなる子がいます。そんな...続きを見る
きゅうごの写真
きゅうごオンライン家庭教師
2026/9/26

分数でつまずいたとき、どこまで戻るか

結論から言うと、通分ができないときに分数を最初から全部やり直す必要はありません。できない理由を「分母をそろえる意味が分からない」「最小公倍数があいまい」「約分と通分の手順が混ざっている」などに分け、必要な単元だけ戻ることが大切です。小4で通分につまずいた場合も、直前の計算だけでなく、土台になっている整数の学習を短く確認すると、戻る場所が見つけやすくなります。まず確認したい「通分」の役割通分とは、分母の違う分数を、同じ分母の分数に直すことです。たとえば、1/2と1/3を足すとき、分母が違うままでは、分子の1と1をそのまま足せません。2等分した1つ分と、3等分した1つ分では、1つ分の大きさが違うか...続きを見る
きゅうごの写真
きゅうごオンライン家庭教師
2026/9/22

小4小5で算数についていけない本当の原因

小5になったとたん、うちの子は算数についていけなくなった。そう相談を受けることが、この時期は特に増えます。ただ僕の見立てでは、これは「急に」起きた問題ではありません。小4のうちに、すでに種は蒔かれています。小5の算数がついていけなくなるのは、多くの場合、能力が落ちたからではなく、小4で身につけた解き方が小5の問題に通用しないからです。僕はこれを「断絶」と呼んでいます。断絶が起きる指導には、いくつかの共通した特徴があります。断絶を生む指導の見分け方一つ目の特徴は、単元ごとに独立した「型」だけを教えていることです。速さなら速さ、旅人算なら旅人算というように、その単元専用の公式や手順を覚えさせて終わ...続きを見る
ヒロユキの写真
ヒロユキオンライン家庭教師
2026/8/26

「計算はできるのに文章題ができない」は、本当に算数が苦手だから?」

「計算はできるのに文章題ができない」は、本当に算数が苦手だから?「計算問題ならできるんです。でも、文章題になると急にできなくなります」保護者の方から、よく聞く言葉です。実際、足し算や引き算はできるかけ算やわり算もできる計算ドリルなら進められるそれなのに、文章題になると手が止まる。すると、「読解力がないのでしょうか」「算数が苦手なんでしょうか」「もっと問題をたくさん解かせた方がいいですか」と心配になります。でも、35年以上算数・数学を教えてきて思うのは、文章題ができない原因は、必ずしも計算力不足ではないということです。文章題では、実はいくつものことを同時にしています例えば、「りんごが3個ずつ入っ...続きを見る
きゅうごの写真
きゅうごオンライン家庭教師
2026/8/19

2学期が始まり、「算数が遅れている」と焦る前に。35年以上子どもを見てきて思うこと

2学期が始まり、「算数が遅れている」と焦る前に。35年以上子どもを見てきて思うこと2学期が始まりました。学校の授業が再び進み始めるこの時期、「1学期の算数がまだよく分かっていないようです」「夏休みに復習できないまま2学期になってしまいました」「このまま授業についていけるでしょうか」と、不安になる保護者の方もいるのではないでしょうか。特に、不登校や学校に行きづらさのあるお子さん、HSP・発達特性のあるお子さんの場合、「学校に行っていない分、勉強が遅れてしまったのでは」「今からでも追いつかせないと」と心配になることもあると思います。私は算数・数学を中心に、35年以上子どもたちの学びに関わってきまし...続きを見る
きゅうごの写真
きゅうごオンライン家庭教師
2026/8/19

過去問は「解く」な、「翻訳」せよ。秋以降の算数で圧倒的な差をつける志望校の解体新書

秋風が吹き始めると、いよいよ受験生にとっての総決算、「過去問演習」が本格化します。「第一志望の過去問を解いてみたら、合格点に全然届かなかった…」 「あと◯点足りない!もっとたくさんの年数をこなして慣れさせなきゃ!」このように、過去問の点数に一喜一憂し、パニックに陥ってしまうご家庭が秋以降急増します。しかし、算数の指導のプロとして断言します。秋の時点で過去問の点数を気にする必要は一切ありません。 それどころか、過去問を単なる「実力テスト」として漫然と“解く”だけの勉強をしていると、第一志望合格は遠のきます。秋以降の算数において圧倒的な差をつけるのは、過去問を「解く」ことではなく、志望校からのメッ...続きを見る
木村の写真
木村オンライン家庭教師
2026/8/16

この先生の他のブログ

ヒロユキの写真

単位換算が覚えられない子に暗記表を渡すのは逆効果

2026/9/26
単位換算が覚えられない、と子どもが言い出したとき、多くのご家庭は換算表を印刷して机の前に貼ります。残念ながら、その表は1週間後には壁紙の一部になり、テストでは相変わらず 1ha を 1000m² と書いてきます。単位換算は、覚えられないものではありません。覚えるものを間違えているだけです。単位換算が...
続きを読む
ヒロユキの写真

過不足算がわからない原因は「箱が余る」の一文にある

2026/9/26
過不足算がわからない子の多くは、問題文の「箱が余る」「最後の1箱は3個しか入らない」という一文で止まっています。線分図や面積図の描き方以前に、条件の単位がそろっていないことに気づいていないのです。過不足算そのものは、中学受験算数の中では素直な単元です。それでも模試で落とす子が後を絶たないのは、入試問...
続きを読む
ヒロユキの写真

3種類のつるかめ算の解き方|面積図を3段にする子は落ちる

2026/9/26
3種類のつるかめ算の解き方がわからない。そう検索したあなたのお子さんは、おそらく面積図を3段に積み上げて、どこが何の面積なのか分からなくなっているはずです。断言しますが、その図は描いた瞬間に負けています。3種類のつるかめ算は、3種類のまま解く問題ではありません。2種類に落としてから、候補をしぼって当...
続きを読む
ヒロユキの写真

中学受験算数の家庭教師、「うちの子に合わせて」が危うい理由

2026/9/24
中学受験の算数で家庭教師を選ぶとき、多くの保護者が「うちの子に合わせて教えてくれる先生」を探します。気持ちはよくわかります。ただ、僕はこの言葉を聞くたびに少し身構えます。合わせ方を間違えると、その日の満足度は上がっても、成績は上がりにくくなるからです。中学受験算数の家庭教師選びで「合わせる」が危うく...
続きを読む