ヒロユキ先生のブログ(266件)

ヒロユキ先生のプロフィール
時間を制する者が国語を制する:「1問2分」の絶対原則

「うちの子、ちゃんと読めてるのに点数が出なくて」この言葉を、保護者から何度聞いただろう。読解力はある。語彙も悪くない。模試の解説を見れば「なんだそういうことか」と理解できる。なのに本番の点数は伸びない。原因は読解力ではない。時間だ。「解ける」と「解けた」は別の能力少し冷静に考えてほしい。自宅でゆっく...続きを見る

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2026/6/9

偏差値60までの指導法と65以上の指導法は、別の競技である

同じ「中学受験の算数」を教えているつもりで、まったく異なることをやっている。これに気づかないまま指導を続けると、50台の子には難しすぎる問題を与え続け、60台の子には簡単すぎる反復をさせ続けるという、両方向の誤りが同時に起きる。塾のクラス編成がそれなりに機能しているのは、この「別競技」という実態を、...続きを見る

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2026/6/9

パズル式解法とは何か——答えが「出てしまう」仕組みの正体

中学受験の算数において、「理解してから解く」という順序が正しいと思っている親御さんは多い。速さなら速さの概念を理解させる。割合なら割合の意味を腹落ちさせる。そのうえで問題を解かせる——これが「正しい学習の順序」だと。残念ながら、その順序で偏差値60を超えた子を、僕はほとんど見ていない。「意味が分かる...続きを見る

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2026/6/9

解答解説が読めなかった講師が、算数専門になるまで

中学受験の算数講師を名乗っている僕が、最初に算数の問題を見たとき、解答解説をまったく理解できなかった。これは比喩ではない。文字通り、「何が書いてあるか分からない」という状態だった。「なぜここで3/4をかけるのか」 「なぜここで一度足して、それから引くのか」 「この補助線は、どこから来たのか」解説を読...続きを見る

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2026/6/9

算数は「毎日やるもの」——一日休むと失われる、言語化できない感覚の話

中学受験の勉強を「週5日やってます」と言う家庭がある。残りの2日は何をしているか聞くと、「お休みです」とか「社会と理科をやってます」という答えが返ってくる。算数は?「週末は少し休ませて……」なるほど。そういう家庭の子を教えると、だいたいわかる。授業の最初の15分で、休んだかどうかが透けて見える。算数...続きを見る

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2026/6/9

「簡単な問題だけやりなさい」は、絶対に効かない

言ったことがあるはずだ。テスト結果を見て、正答率の低い難問はそこそこ正解しているのに、正答率の高い基本問題を落としている。親としては当然こう言いたくなる。「難しい問題はいいから、簡単な問題を確実に取りなさい」と。合理的に聞こえる。正しいアドバイスのように聞こえる。でも10年間、毎年全員に言い続けてき...続きを見る

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2026/6/8

予習シリーズで「考えてはいけない」理由

中学受験を始めた家庭が最初にやらかすミスがある。子どもが予習シリーズの問題を前にして黙り込んでいる。親は「考えてるんだな、いいぞ」と思う。でも実際には、答えが存在しない迷路の中をぐるぐる歩き回っているだけだ。これは子どもの能力の問題ではない。そもそも予習シリーズは「考える教材」じゃないのに、考えよう...続きを見る

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2026/6/8

「受験2ヶ月前に仕上げる」——逆算できない家庭が陥る、時間切れの罠

6月だ。中学受験の本番が2月なら、残り約8ヶ月。この数字を見て「まだある」と思うか「もうない」と思うか。どちらの感覚を持つかで、この先の8ヶ月の使い方が変わる。結論から言う。僕の感覚では、今の時点で「もうない」側に立っていない家庭の多くは、本番直前に詰め込み型の勉強に切り替えて、消化しきれないまま試...続きを見る

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2026/6/7

タイムを計るのが嫌いな子は、本番で時間が足りなくなる

「先生、時間計るのやだ」この一言を、僕はこれまで何度聞いてきたか分からない。嫌がる理由はだいたい同じだ。プレッシャーがかかる。焦って間違える。ゆっくり考えたい。気持ちは分かる。分かるが、その感覚こそが落とし穴だと僕は思っている。「ゆっくり考えたい」は、受験では通用しない中学受験の本番というのは、どう...続きを見る

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2026/6/7

ノートは「未来の自分への手紙」である

中学受験の勉強をしている子のノートを見て、毎回思うことがある。「このノート、来週には読めなくなるな」と。丁寧に書かれている。字も綺麗だ。板書も漏れなく写している。でも問題がある。そのノートは「今日の自分」にしか解読できない。偏差値が伸びない子のノートは、たいていそういうものだ。今この瞬間は分かってい...続きを見る

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2026/6/6