当たり前の基準
みなさん、こんにちは。
講師のしきまちです。
先日、生徒Aさんが
「昨日5時間も勉強した。」
と言っていました。
つい2,3か月前まで2時間も勉強できなかったことを考えると大きな進歩だと思います。
その一方で
「昨日5時間しか勉強できなかった。」
という生徒Bさんもいます。
実はこの2人、同じ学校を志望しています。
同じ時間の勉強量ですが、長いこと講師をしていると
合格する可能性は、Bさんの方が圧倒的に高いです。
こんなことあえて書かなくても当然かもしれません。
でも、志望校合格のためには大切な考え方だと思っているので、書いていきます。
そもそも「受験生の当たり前」とは何か。
それは
「志望校合格に向けて努力すること」です。
その努力の時間が長ければ長いほど合格する可能性が必然的に高くなっていきます。
こんなことも言わなくても分かりますよね。
AさんBさん共に努力はしていますが、
「当たり前の基準が全く違う!」
ということです。
5時間の勉強は
Aさんにとって「最大」である一方、
Bさんにとっては「最小」でしかありません。
ここまで当たり前のことを長々と書きましたが、私が指導するにあたって一番大切にしていることが、まさに
「基準作り」です。
習慣(当たり前)を作るのは、本当に大変です。
よく三日坊主と言われるように継続するほどしんどいことはありません。
しかし、一つの壁を乗り越えて習慣化してしまうとたいして苦しみは感じなくなります。
むしろ、やらないと気持ち悪くなりさえします。
例えば、
今では食事の際に当たり前に使うお箸も、幼少のころは非常に苦労しましたよね。
今では当たり前に乗れている自転車も、初めはこけてばかりでしたよね。
(二つとも昔過ぎる例をだしてすみません"(-""-)")
でも、一度使えたり、乗れたりすると、今では使えなかったり、こけたりする方が気持ち悪いですよね。
勉強も同じです。
特に一人で勉強時間を増やしていく作業は本当にしんどいです。
自分の中で良い先生とは指導力が高いのはもちろんですが、
「当たり前の基準」を高められる
ことだとも思っています。
1週間に1時間(60分)の指導だけでは、成績は大きく変わりません。
それ以外の167時間(約10000分)の使い方こそが大切です!
冬期講習や体験授業の募集も始まっています。
機会があれば、ぜひとも一緒に合格に向けて頑張っていきましょう!