英語
長文読解における「単語集」の位置づけ
2026/4/27
こんにちは!講師のジュンです。
ブログを開いていただきありがとうございます!
長年予備校で英語を教えていますが、
英語長文を苦手とする生徒さんの成績を伸ばす上で
「英単語の勉強」をどう位置づけていくか
はとても重要です!
みなさんに思い当たることがあったら、是非参考にしてくださいね。
さて、いきなりですが、みなさんに質問です!
Q: 長文と単語の勉強について、みなさんの考えに近いのはどちらですか?
(a) 単語集と平行して、長文に取り組む
(b) 単語集を固めてから、長文に取り組む
A: 多くの受験生は(b)を支持するかもしれません。
確かに受験までに残された時間に余裕があれば、
それがスムーズかもしれません。
では、受験までに残された時間に余裕がない場合は?
私は圧倒的に(a)をおススメします!
なぜか?
その理由と改善案をお話ししますね。
■「単語集を固める→長文に取り組む」の落とし穴
「単語を知らなければ長文は読めない。
だから、単語集を固めてから、長文に取り組むのだ」
と考えるのは、誰もが納得する正論に聞こえますよね。
確かに「単語を知らなければ長文は読めない」というのは、
厳然たる事実です!
また、自分の弱点を補強しようとする意欲は立派です。
問題はそのあとの「単語集を固めてから」の部分です。
これは裏を返すと「単語を固めるまでは長文を読まない」
という意思表示になっていませんか?
長文を読まずにひたすら単語集を覚え続けるのでしょうか?
「単語集を固める日」を待ち続けているうちに、
入試本番までのカウントダウンは進んでしまいます。
「単語集を固める→長文に取り組む」
という時間差アプローチで考えている限り、
早い段階から長文読解力を練り上げたライバル達に
大きく遅れをとることになってしまいます。
【まとめ】「単語集を固める→長文に取り組む」の時間差アプローチは
長文に取り組む時期が大幅に遅れるのでNG!
長文読解と単語集を平行して進めるのが正解!
■「長文読解」と「単語集」に平行して取り組むメリット①
=ダブり効果(単語の「再会」の活用)!
単語を覚える情報源は「単語集」だけではありません。
いうまでもなく、もう一つの情報源は「長文中」です。
「長文を読みながら中に出てくる単語を覚える」
という視点はとても重要です!
長文を繰り返し読むことによって、
膨大な数の単語が自然吸収されていきます。
この2つの情報源を掛け合わせることによって、
長文読解と単語集のそれぞれに出てきた単語の多くが
「再会」を果たし、記憶の定着が加速します。
これが「ダブり効果」です!
これを意図的に行なうことで、断片的な単語の知識が、
長文を読むための生きた語彙力に変換されていきます!
【まとめ】単語集と長文読解を平行して進めることで、
それぞれの単語が「ダブり効果」により記憶の定着が加速する。
■「長文読解」と「単語集」に平行して取り組むメリット②
=「単語力」以外の収穫
そもそも「長文を読む」というのは
「筆者の言いたいことを道筋を立てて理解していく作業」です。
目的意識をもって取り組みさえすれば、
単語の知識の他にも、計り知れないほど多くの収穫があります。
たとえば
・文脈から不明語の推測をする力
・英文を読みながら情景を浮かべる力
・「それ」「こういう~」などの指示語を特定する力
・逆接や因果関係などの論理展開を追う力 など
これらはすべて、
単語集だけでは到底得られない力です。
長文を繰り返し読み込むことによってようやく獲得される力です。
みなさんの志望校の長文読解において要求されるのは、
単語力とこういった力を融合した「総合力」です!
長文読解と単語集を平行して進める意義はそこにあります。
【まとめ】
・長文読解に必要な力は「単語力」だけではない。
・長文読解と単語集を平行して進めることで、「単語力」と
それ以外の力(推測力、情景を浮かべる力、指示語、論理展開など)
を総合的に養成できる!
以上です。みなさんの英語の勉強に少しでも役に立ったなら嬉しいです。
また、次回お会いしましょう!
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