オンライン家庭教師マナリンク

“書くこと”が苦手なお子さまの負担を減らす工夫

2026/11/3

 こんにちは。おおたです。

 ブログを開いてくださり、ありがとうございます。

 教員時代や、家庭教師をしていて、書くことが苦手なお子さまや、書くことに時間がかかるお子さまに、どうしようと悩んでいる保護者様のお話を伺ったことがあります。

 お子さまが書きたがらず、宿題や家庭学習に取り組むまで時間がかかるというお話や、苦手だったり、時間がかかったりするからといって、書くことをしないともっと書けなくなるのでは…?と、不安になるというお話がありました。(※お話そのままを書いているわけではありません。)

 学校生活で「書く」ということは、欠かせない活動のひとつです。

 「書くことが苦手」→「書かない」→「もっと書かない」と悪循環にならないように、お子さまの負担を減らしつつ継続して書くことに取り組むための学校生活での工夫をいくつかご紹介します。

①学校でノートに書く量を決める

 全ての授業で、黒板に書かれたものをノートに書き写すことは、書くことが苦手なお子さまにとってはとても大変なことです。

 授業中は、「学習課題について考える」「先生の話を聞く」「友達の意見を聞く」「教科書を見る」「黒板を見る」など、実はたくさんの動きを同時にしています。そして、その動きと一緒に「黒板に書かれている字をノートに書き写す」ことをすることになります。さらに、「黒板に書かれている字を、どのようにノートに書き写すか」ということも考えながら書くことになります。

 書くことが苦手なお子さまは、書くだけで必死になり、授業で何をしたのかまで気を配ることができなかったり、一生懸命に書いても最後まで書き終わらなかったりと「できなかった」という気持ちになることもあります。

 「日付」「授業の目標」「授業のまとめ」だけは必ず書くなど、書く内容を絞ることで「決めていた内容は書くことができた」という達成感をもつことができます。また、授業の内容に集中する時間をとることができます。

②ノートのマス目を書きやすい大きさにする

 小学校の中・高学年になると、ノートのマス目が小さくなってきます。そして、漢字などの画数は多くなってきます。このことが、「書く」作業をより難しくしている場合があります。

 この場合は、ノートのマス目を大きめにすることで書きやすくなることがあります。

 ただし、小学校高学年になると思春期に入り、周りの友達の目が気になるお子さまもいらっしゃいます。お子さまの気持ちを聞きながら対応していく必要があるでしょう。

③宿題や家庭学習の「書く」量を調整する

 文章で書く宿題や、漢字の書き取りの宿題、家庭学習などは、お子さまの負担にならない量に「書く」ことを少なくするという方法もあります。

 例えば、文章で感想を書く宿題であれば、「主人公は〇〇の時にどう思ったでしょうか?」などと、保護者様や支援者様が問題を書き、その答えを書くなど、学習の目標は達成されつつ、「書く」活動が減るようにします。

 漢字の書き取りであれば、「手本を見て、2回漢字の書き取りをする」→「読みを聞いて、手本を見ずに漢字を書く」→「書けなかった漢字を、手本を見て2回書き取りする」と活動内容に工夫をして、「書く」活動が少なくても漢字を覚えられるようにします。

 家庭学習であれば、問題は保護者様が書いて、答えはお子さまが書くなど、「書く」活動を減らすなどの工夫ができるでしょう。

④学校の先生に相談する

 ①、②、③とご紹介してきましたが、どれも学校の先生と連携することが大切だと思います。

 個人懇談などで担任の先生に相談することが一番よいですが、保健室の先生や、コーディネーターの先生など相談しやすい先生にお話ししてもよいと思います。どの先生にお話ししても、保護者様のお話は情報共有されていくと思います。

 ただし、「伝えたら必ず対応してくれる」というわけではないことも覚えておく大切なポイントです。

 学校でのお子さまの姿と、ご家庭でのお子さまの姿は、きっと異なります。人はみな、環境が変わるとそこで見せる姿が変わりますので、どちらもきっと本当のお子さまの姿です。学校でのお子さまの姿から、「もう少し頑張ってみましょう」という結論にその時はなるかもしれません。

 「お子さまのために」という視点はどの立場の方も一緒です。継続して話し合いながらよりよいサポートの仕方を探していくとよいでしょう。

 一回の取組で終了ではなく、「取り組んでみる」→「修正する」→「もう一度取り組んでみる」の繰り返しをしていく必要があります。保護者様自身の負担も大きくなりすぎないよう気を付けながら、工夫できるとよいと思います。

 何事も習得するためには、何度も繰り返すことが大切です。「書く」こともお子さまの負担になりすぎない程度に、継続して取り組めるよう工夫できるといいですね。

 このお話がどなたかの参考になれば幸いです。

このブログを書いた先生

このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら

発達障害の生徒さんにおすすめの指導コース

20,000円/月
1回45分(月4回(週1回目安))
小学1〜6年生
  • 発達障害があり、自分の気持ちを言葉にするのが苦手。
  • 小学1年生の頃から作文が苦手。作文を自分で書けるようになりたい。
  • 優しく、根気強く指導をしてくれる先生を探している。
コースの詳細を見る
英語の月額コース
【中学英語】発達障害を持つ君へ🎈楽しさ満載!高校受験対策!
三者面談あり
タイプ別
無料体験あり
【中学英語】発達障害を持つ君へ🎈楽しさ満載!高校受験対策!
22,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
中学1〜3年生
  • ‪💡‬記憶が苦手な方💡自分のペースで学習したい方
  • ‪💡‬発達障害の特性に合った指導を受けたい方
  • ‪💡‬明るくて面倒見のいい先生に教えてもらいたい!
コースの詳細を見る
28,000円/月
1回45分(月8回(週2回目安))
小学1〜6年生
  • 発達障害や学習障害があり、勉強するのに苦手意識があるお子様
  • 注意が散漫になってしまい、集中するのが難しいお子様
  • 特性やペースに合った授業やサポートをしてほしいと思っている保護者様
コースの詳細を見る
算数の月額コース
【放デイ指導員が教える】算数苦手克服コース
三者面談あり
タイプ別
無料体験あり
【放デイ指導員が教える】算数苦手克服コース
18,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
小学3〜6年生
  • 特性により学校の授業についていくのが難しい方
  • ADHD傾向があり計算ミスが多い方
  • 他の塾や家庭教師の授業で集中しにくかった方
コースの詳細を見る
英語の月額コース
発達障害・中学生|プロとできない原因を分析し、最適な勉強法へ
三者面談あり
タイプ別
無料体験あり
発達障害・中学生|プロとできない原因を分析し、最適な勉強法へ
32,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
中学1〜3年生
  • 集中が続かない、読み書きが苦手など、つまずきの原因を知りたいお子さま
  • 中学入学後に成績が下がり、勉強のやり方が分からなくなっているお子さま
  • 発達障害・グレーゾーンの特性があり、一般的な勉強法が合わなかったお子さま
コースの詳細を見る

この先生の他のブログ

おおたの写真

「どうだった?」より見えてくる! お子さまの一日が分かる質問

2026/10/28
こんにちは。おおたです。ブログを開いてくださり、ありがとうございます。家に帰ってきたお子さまに、「学校どうだった?」「宿題できた?」という質問をよくすることはないでしょうか?一日の多くを過ごす学校で楽しんでいるか、困ったことはないか、聞きたいと思って質問するのですが、お子さまからは「ふつう」「いつも...
続きを読む
おおたの写真

本が苦手なお子さまもできる 秋の読書の楽しみ方

2026/10/24
こんにちは。おおたです。ブログを開いてくださり、ありがとうございます。気温が下がってきて、季節が移り、秋になったのを感じます。秋といえば、読書の秋といいますが、本を読むことが苦手なお子さまもいらっしゃるかと思います。今回は、子どもの頃、本が友達だった私から、読書の秋の楽しみ方を4つご紹介したいと思い...
続きを読む
おおたの写真

『今日は何もできなかった』と思う日に見つけたい、小さな一歩

2026/10/21
こんにちは。おおたです。ブログを開いてくださり、ありがとうございます。学校に行きづらいお子さまや、お休みしているお子さまを側で支えていらっしゃる保護者様も多いかと思います。教員だった頃、学校に行きづらいお子さまやお休みしているお子さまの担任になったり、保護者様の相談をうけたりすることもありました。少...
続きを読む
おおたの写真

“忘れ物が多い”を叱る前に。子どもが準備しやすくなる仕組みづくり

2026/10/13
こんにちは。おおたです。ブログを開いてくださり、ありがとうございます。2学期が始まって、疲れも出てきたり、行事であわただしくなってきたりする頃ではないでしょうか。こういう時期は、提出物や持ち物をうっかり忘れたり、行事でいつもと違う持ち物を忘れたりすることも多くなりやすいです。特に、特性のあるお子さま...
続きを読む