人生は一期一会。出会う人を笑顔にしたい
私は今、モロッコの語学学校で、
そこに通う生徒さんの英会話の練習相手をするボランティアをしています。
普段から、英語を使って暮らしています。
今日は初めての生徒さんたちと会話をする機会がありました。
モロッコはフランスの植民地だったこともあり、英語よりフランス語を知っている人が多いです。その生徒さんたちも、英語は苦手で、フランス語を交えながらも、一生懸命話をしてくれました。
What is your first name?
What is your sir (family)name?
名前を答えれば終わりで、次の質問に移るのがいつもの流れですが、この質問から、今日はもう少し話題を広げてみました。
My name means truth, hope and child.
What's the meaning of your name?
「名前の意味」の話も面白かったですが、
What's your sir/family name? ときくと、
実はThere was no sir name in Morocco.という意外な答えがかえってきました。
そこで「名前のつけかた」について教わりました。
名前の後ろに「00の息子/娘」と父の名前をまず書きます。例えば「ハリム。ムハンマドの息子」のような感じです。そしてさらに祖父の名前をつけるのです。日本語に訳すと「アリの息子のムハンマドの息子のハリム」のようになります。
たった15分ですが、セッションはとても有意義でした。
授業時間が終わったあと、わざわざその生徒さんたちが挨拶にきてくれました。
I like your smile.
We were able to communicate with you.
You are our favorite.
こんな素敵な言葉をもらって、感動しました。
たった15分が、二人にとって、モチベーションが上がって、自信がつくような時間になって良かったな、と思いました。私も楽しかったです。先生が楽しく教えるということは、特に重要だと、私は思います。
英語を教えていると、いつも例文が味気なくて、私はそれでもそこから「意味のある会話をしたい」と「日常で使いそうな表現につなげる」奮闘をするのですが、今日は、もうひとつ、いろいろな視点からひとつのことを見て積極的に質問を考え、「意味のある会話にする」ことの大切さと楽しさに改めて気付かされました。
そして相手に興味を持って心をこめて会話をすると、相手にこんなに伝わるものなのだ、ということが実感できたのは、本当に素敵でした。以前にも「私はこの言葉を理解するために英語を勉強してきたんだな」と思う瞬間があったことを、突然思い出しました。(この昔話は次回へ続きます)
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