越智先生のブログ(28件)

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倒置&情報構造

英文にはある程度決まった情報の流れがあります。ふつう、この流れは「旧情報から新情報へ」と言われています。確かにそうなのですが、もうちょっと違う側面もあります。それは、「短い情報から長い情報へ」ならびに「重要性の低い情報から重要性の高い情報へ」といった流れです。英文では、このような情報の流れに沿った英...続きを見る

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2021/9/2

無生物主語構文

ここでは、いわゆる無生物主語構文の基本的意味を説明します。無生物主語とは、以下の形をとり、全体として因果関係を表します。そして目的語には多く人が入り、目的語[人]+Xには、主語+述語の関係があります。無生物主語+他動詞+目的語[人]+X無生物主語=原因/他動詞+目的語[人]+X=結果意味としては、「...続きを見る

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2021/7/21

強調構文1

[1]強調構文とは強調構文とは、以下の形のものをいい、ふつうは「なのは」という言葉を使って訳されます。ここではXが強調されています。It is X that Y「YなのはXだ」[2]どのような語が強調されるのか強調されるべきXには、品詞でいえば名詞か副詞が入ります。構文的には、SかOかMが入ります。...続きを見る

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2021/7/16

no more thanなど

【1】はじめにno more thanなどのパターンは、たいては次のように教わります。 1) no more than~「~だけ、~しか~ない」(=only~)2) no less than~「~も」(=as much as~)3) not more than~「多くても~、せいぜい~」(...続きを見る

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2021/7/12

相対主義について —プロタゴラスとマハーヴィーラ

相対主義といえば、古代ギリシアのプロタゴラスが有名です。彼は「人間は万物の尺度である」と言いました。ここでいう人間とは個人個人の感覚を指し、尺度とは善悪の判断基準をいいます。つまり、何が善であり何が悪であるのかは、すべて個人個人の感覚が判断基準である、という意味になります。例えば、冷風です。冷風が善...続きを見る

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2021/6/18

回想動詞admit, confessについて

「私はウソをついたことを認めます」この日本語は英語ではどのように言うのでしょうか。以下から選んで見て下さい。1) I admit telling a lie.2) I admit having told a lie.3) I admit to telling a lie.4) I admit to...続きを見る

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2021/6/16

回想動詞admit, confess, deny

次の例文は、どのような意味でしょうか。I admit being in the wrong.a)間違っていたことを認める。b)間違っていることを認める。先日、回想動詞について書きましたが、admit, confess, denyについてはちょっと厄介な事情があります。remember, forget...続きを見る

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2021/6/11

「回想動詞+動名詞」の用法について

目的語に動名詞をとる動詞には、mind, enjoy, avoidなどがあります。今日は、なかでもregretなどの「回想動詞」に注目します。回想動詞とは、動詞自体に「過去を振り返る」という意味がある他動詞のことをいい、remember, forget, regretが目的語に動名詞をとる場合、そし...続きを見る

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2021/6/9