回想動詞admit, confessについて
「私はウソをついたことを認めます」
この日本語は英語ではどのように言うのでしょうか。以下から選んで見て下さい。
1) I admit telling a lie.
2) I admit having told a lie.
3) I admit to telling a lie.
4) I admit to having told a lie.
今回は、admit「認める」とconfess「白状する」を扱います。admitとconfessは回想動詞として機能します。つまり、目的語は自動的に述語動詞よりも過去を表し、「過去に~したことを認める[白状する]」という意味になることができます。だから、admit Vingという形があれば、「過去にVしたことを認める」となるのです(この事情はconfess Vingも同じです)。
とはいっても、述語動詞よりも過去を表すので、つまり「~したことを認める」と言いたいのならば、admit having Vppと言ってもOKなのです(confess having Vppにしても同じです)。
「過去に~したことを認める」と言いたいのならば、admit Vingとしてもいいし、admit having Vppとしてもいいのです。(詳細は私の回想動詞に関するブログをお読みください)
さらに、admitとconfessは前置詞toを伴うこともできます。admitで確認しましょう。以下の4つの言いまわしは、いずれも「過去にVしたことを認める」という意味で使用できるのです。
admit Ving
admit having Vpp
admit to Ving
admit to having Vpp
ここで冒頭の問題に戻りますと、この4つの文はいずれもが正しいことになるのです。
では、なぜ前置詞のtoを伴うのでしょうか。いろんな解釈が可能だと思います。私は次のように考えます。toには「合わせる」といった意味があります。A to Bという形があった場合には、「AはBに合わせる」といったイメージがあるのです。
He put his ear to the wall.「壁に耳を合わせた」
I adapted my way of life to the new circumstances.「自分の生活様式を新しい環境に合わせた」
など、です。さらに、「AはBに合わせる」のですから、「AはBに従う」あるいは「AはBに屈する」といったイメージにもつながってくるのです。
The doctor subjected me to many tests.「医者は私に多くの検査を受けさせた」
I submitted to a blood test.「私は血液検査を受けた」
They submitted to authority.「彼らは権威に服従した」
これらの例文では、私は医療検査に従っており、また彼らは権威に屈しています。このような事情から、A admit to Bといった形も、「AはBに屈する」といったイメージで理解できそうです。つまり、I admit to having told a lie.という文があれば、「私は本当は認めたくはなかったが、自分がウソをついたという事実に屈するしかなかったのだ」といった意味合いで理解できそうです。そしてこのことはconfessも同じなのです。
このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら
英語のおすすめの指導コース
- 英検5級、4級に合格したい方
- 中1、中2レベルを完璧にしたい方
- 英検対策が分からない方
- 英検の受験を控えている方
- 英検3級以上の取得を目指している生徒さん
- 英検1級合格までの最短ルートを知りたい生徒さん
- 楽しく的確な指導で確実に英検に合格したい方
- リスニングと文法と単語学習を一度に勉強したい方
- 英検に挑戦したいけど何からどのくらいやればよいのか分からない方
- 英検にチャレンジしたいが、自信がない方
- 英検の過去問を解いてみて、難しいと感じている方
- 英検に合格できずに悩んでいる方
- 小学生で英検合格を目指している子
- 単語がなかなか覚えられない子
- 何から始めればいいかわからない子