柴山先生のブログ(44件)

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これができると国語がわかる その13 未来志向(思考)

【未来志向(思考)】その11では「飛躍してはならない」と書きましたが、逆に自分で考えて書いてよい(むしろ書かなければならない)ものがあります。それは小論文です。与えられたテーマに対して課題を見つけ、どうしたらよい未来へ向かっていけるか。これを書くのが小論文。推薦書類の志望理由書も同じで、大学に入って...続きを見る

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2025/7/1

これができると国語がわかる その12 文脈を意識する

【文脈を意識する】続けて記述の話。記述解答で、必要な要素をすべて網羅していても減点されるケースがあります。本文の「文脈」に添っていないときです。文脈に添っていないと文章の意味が明後日の方向に行くこともあります。要素をピックアップしただけでは十分ではありません。筆者の意図と同じくらい文脈を無視してはな...続きを見る

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2025/6/30

これができると国語がわかる その11 飛躍しないこと

【飛躍しないこと】記述問題についての話です。記述解答で減点される理由の一つに「アレンジしちゃった」があります。これを「飛躍」と呼んでいます。なんでそれを書いちゃったかよく聞いてみると「あそこにこう書いてあったので、こうかなと思って」という回答が戻ってきます。記述の問題は、自分で考えちゃダメ!!本文の...続きを見る

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2025/6/30

これができると国語がわかる その10 読みやすい文章が出題されるとは限らない

【読みやすい文章が出題されるとは限らない】学校の国語の成績は良い。国語自体は嫌いじゃない。だけど学力テストや模試、入試になると点数が取れない。こんな悩みもよくあるケース。いろいろある原因の中で、特に大きいと思うのが教科書にまつわることです。教科書の題材はとても整った文章で読みやすいのが基本。比較的読...続きを見る

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2025/6/29

これができると国語がわかる その9 読書

国語の成績を上げたいなら、読書はとても大切です。なぜなら国語ができるようになるには、「語彙力」が必須だから。言葉を知らないと文章は読めませんよね。語彙力をつける主な方法が、「読書」なのです。ただ読むだけではなく、知らない言葉が出てきたら調べて自分のものにするまでがセットです。もう一つ、語彙力を上げる...続きを見る

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2025/6/28

これができると国語がわかる その8 設問が「聞いていること」と「条件」

【設問が「聞いていること」と「条件」】特に記述問題では、設問が「聞いていること」と「条件」を把握することでスタートラインに立てます。間違いなくもっとも多い減点理由が設問に答えられていないこと。「気持ち」を聞かれてるのに「状況」の説明に重きを置いちゃったり。よくあります。そして「条件」を踏まえていない...続きを見る

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2025/6/27

これができると国語がわかる その7 記述で点を取るには

【記述で点を取るには】記述問題の解き方に関しては言いたいことがたくさんある!けどまずは一つだけ。小学生~高校生まで共通。なぜ書けないのか。それは字数と要素の数を意識できてないから。たとえば「80文字の解答欄だったら、これだけの要素が入る」という感覚です。言い換えると、いくつの区切りがあるかを知ってい...続きを見る

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2025/6/26

これができると国語がわかる その6 素直さ

【素直さ】国語に限らず、勉強全般の話。これまで何十人と生徒がいましたが、「これいいよ」って言った参考書を、もう次に会ったときに入手していた子はたった2人。一人は大阪大学、もう一人は明治大学法学部合格。素直に反応できる子は、吸収も早いです。トライ&エラーを繰り返して、自分にぴったりな方法を早く見つけ出...続きを見る

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2025/6/25

これができると国語がわかる その5 要約

【要約】国語の点数が安定する人の頭の中で起こっていることは、要約です。要約はただ「まとめる」のではなく、本質的な要素をピックアップし分かりやすい概念に抽象化すること。「~~とはつまり、〇〇である」という抽象化が文ごと、段落ごと、意味段落ごと、そして文章全体に同時かつ段階的に(猛スピードで)処理されて...続きを見る

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2025/6/24

これができると国語がわかる その4 音読

【音読】中高校生になると、自主的に音読をやっている人はほぼいません。しかし音読をすると、「文のかたまり」を意識できているか否かがわかります。英語の授業でもよく出てくる、あの「文のかたまり」です。英語も国語も言語なので、音読という身体的感覚は共通項になります。読みながら文のかたまりを捉えられるようにな...続きを見る

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2025/6/24