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実力テストは「学力」を測るだけじゃない。受験に必要な「心」も育ててくれるテスト

2026/8/2

高校入試に向けて英数を担当しています、安芸(あき)です。

定期テストは受けているけれど、実力テストは受けていない。

不登校のお子さんの場合、このようなケースも少なくありません。

また不登校でなくても、実力テストが返ってくるたびに

自信をなくし、高校受験へのやる気がそがれてしまうお子さんもおられます。

私は受けられる状況であれば、不登校のお子さんも、そうでないお子さんも、ぜひ積極的に実力テストに挑戦してほしいと私は考えています。

今日は、その理由をお話ししたいと思います。

実力テストは「本当の実力」を知るテスト

定期テストは、その時に学校で学習している範囲が中心です。

一方、実力テストは違います。

1年生で学んだ内容も、

2年生で学んだ内容も、

さまざまな単元がシャッフルされて出題されます。

つまり、

「どの文法を使うか」「どの公式を使うか」を自分で判断する力

が試されます。

知識を覚えているだけではなく、

必要な場面で引き出せるかどうか。

本当のアウトプット力が問われるテストなのです。

偏差値は「現在地」を教えてくれる

多くの実力テストでは、

  • 偏差値

  • 全国順位

  • 志望校判定(A・B・Cなど)

が返ってきます。

偏差値は、お子さんの価値を決める数字ではありません。

でも、

「今どこにいるか」を知るためには、とても役立つ数字です。

目的地が決まっているなら、

現在地を知ることは欠かせません。

「あと偏差値5上げたい。」

「あと30点必要なんだ。」

そんな目標が具体的になることで、勉強の方向性も見えてきます。

私が実力テストをおすすめする、一番大きな理由

実は、学力以上に大切だと思っていることがあります。

それは、

「結果を受け止める力」が育つことです。

実力テストは、思い通りの結果にならないことの方が多い

あんなに頑張ったのに、

偏差値が上がっていない。

順位が変わらない。

志望校判定がC判定のまま。

努力した分だけ、

落ち込むこともあります。

特に、

今まで学校の定期テストでは高得点を取ってきたお子さんほど、

全国規模で比べられたときの結果に、大きなショックを受けることがあります。

「こんなに頑張ったのに。」

「自分は全然できないんだ。」

「もう無理かもしれない。」

そんな気持ちになることも、決して珍しいことではありません。

でも、その経験こそが受験では大きな力になる

受験勉強では、

ずっと右肩上がりに成績が伸び続けることはほとんどありません。

むしろ、

停滞する時期、

下がる時期、

思うように結果が出ない時期の方が多いくらいです。

だからこそ、

実力テストは、

「落ち込まない練習」ではなく、「落ち込んでも立ち直る練習」

になるのです。

「結果」より「分析」に目を向ける習慣がつく

実力テストが返ってきたら、

見るべきなのは順位だけではありません。

例えば、

  • 英語は長文で失点した。

  • 数学は関数が弱かった。

  • 理科は計算問題が苦手だった。

  • 国語は時間が足りなかった。

このように分析することで、

次にやるべきことが見えてきます。

実力テストは、

「評価されるためのテスト」ではなく、

次の勉強を決めるための資料なのです。

「失敗しても終わりじゃない」を経験できる

実力テストは、

一度悪い結果だったからといって終わりではありません。

2か月後。

また次があります。

そして、

少しでも偏差値が上がったり、

判定が一つ上がったりすると、

以前より何倍もうれしく感じます。

この、

「失敗しても、また挑戦できる。」

という経験は、受験だけでなく、その先の人生でも大きな財産になります。

保護者の方にお願いしたいこと

もしお子さんが落ち込んでいたら、

まずは努力を認めてあげてください。

そして、

「何点だったの?」

ではなく、

「次はどこを伸ばそうか。」

という声かけをしていただけるとうれしいです。

結果だけを見るのではなく、

そこから何を学べたか。

そこに目を向けられると、お子さんも前向きに次の一歩を踏み出しやすくなります。

最後に

実力テストは、

偏差値を知るためだけのものではありません。

全国の中での現在地を知ること。

弱点を見つけること。

勉強の方向性を決めること。

そして何より、

思い通りにいかない結果を受け止め、それでも前を向いて歩き続ける力を育てること。

これこそが、実力テストの大きな価値だと私は思っています。

受験は、学力だけでなく「心の強さ」も試される場面です。

だからこそ、結果に一喜一憂するだけで終わるのではなく、

一つひとつの実力テストを「成長の機会」として活用していただけたらと思います。

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