8/15といえば、
2022/8/15
8/15といえば、・・・
現代人としては「終戦記念日」ですね。
でも、古典の世界では、
「お月さんの日」
という意味で登場します。
中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)
という言葉を聞いたことはありますか。
昔は、7月8月9月が「秋」でした。(今とは暦が別です)
秋のまん中が8月で、そのさらにどまんなかが、8/15ですね。
一年で最も月がきれいな夜なんです。
そんな特別な日に、ただ何もせずに過ごすなんてあきません。
「一緒に月を鑑賞しようよ。」と友達を誘ったり、
「今夜の月を和歌や漢詩に詠もう。」と宴を開いたり。
今夜はお月さんを見上げてみましょう。
時代は違っても、町並みが大きく違っても、
平安の都びとと同じことをしている!と思ってごらん。
古文の世界にもうちょっと近づける気がしてきますよ。
ちなみに、今の暦に置き換えると、
今年の中秋の名月は、9/10だそうです。
まぁ、でも8/15という日づけを覚えたいので、是非今夜。
【補足】
昔の暦では、15日の月は満月でした。
「望月(もちづき)」といいます。
今でも名字で出会ったりしますね。
響きもよい、きれいなことばですね。
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