秋の月
こんにちは、講師のニシオカです。
秋ですね~
秋といえば、やっぱりお月さんです。
平安時代、電灯なんてなかったころには、ろうそくのようなものはあったとしても、日没後はかなり暗い暮らしだったはずですね。
百人一首にこんなすてきな和歌があります~
秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出(い)づる月の影のさやけさ
5・7・5・7・7のリズムで、ほら音読してみましょう。
あきかぜに
たなびくくもの
たえまより
もれいづるつきの
かげのさやけさ
この場合「影」は月の光そのものを指します。
横にのびる雲のその切れ目から、月の光が漏れ出しているんですね。
その光が澄んだ明るさを運んでくれます。
今の私たちの生活では想像が難しいですが、では実験してみましょう。
電気を消して、窓を開けて、カーテンもあけておきましょう。
初めは「真っ暗で何も見えない!」と思いますが、ほら、だんだん目が慣れて来ました。
月の光がこんなに明るいなんて。
光の筋がすっと室内にも差し込んでくるのが、ちゃんと見えるでしょ。
秋の虫の声といっしょに、すこしひんやりした風が入ってきました。
視覚的なごちゃごちゃがないおかげで、なんだか聴覚や嗅覚もとぎすまされて行くような気分です。
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さて、私はもう少し秋の月光を浴びます。
皆さんも、よい秋の夜を!
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