とっても簡単!合格する和歌の解釈のとりかた
私は学部時代、百人一首の研究でつとに有名な有吉保先生のお弟子さんの古典の授業を受けました。有吉先生はこの本の著者です。

その結果、古典の楽しさや豊さを知ったのみならず、それを高校生たちの授業に活かしつつ授業ができるようになりました。学部レベルの古典の授業内容を高校生の授業に盛り込まないと、「古典って何が面白いんですか?」という授業になり下がってしまうからです。いつまでも「重要古語覚えた?」とか「助動詞の表覚えた?」とかやってて何が楽しいというのでしょう。
さて、共通テストなどの大学入試に出てくる和歌の解釈は、なにもプロのように解釈をとってくれとは言っていません。要点は以下の2つです。
1,品詞分解した上で逐語訳して意味をとる
2,和歌以前の文章に依拠して解釈をとる
1,は皆さん頑張って基礎を養えば、誰だってできるようになります。品詞分解ができない人は読解演習不足です。間違ってもいいので、まずは自力で品詞分解をし、それを誰かに見てもらうということが重要です。他にできるようになる道筋はありません。
2,の和歌以前の文章に依拠して解釈をとるというのは、要するに推論の力です。推論というのは、明確に分かっている情報をもとに、不明瞭な箇所が何であるのかを推理する力です。
ほら、オペラだって、ストーリーがあって、その中に歌がありますよね? その歌はそれ以前のストーリーと無縁ではありませんよね? そういうことです。(ああ、7月下旬に佐渡さんのオペラ行きたい・・・・。今年はワーグナーなんですよね・・・・。)
英語も現代文も古文も漢文も、すべてこの推論の力がないと大学入試を戦うことはできません。
逆に言えば、2年半遊び惚けてきて、3か月で早稲田やマーチに合格する人というのは、推論の力が備わっている人です。そういう人は古典単語をろくすっぽ覚えていなくても、どうにか及第点をとることができるのです。
しかし、推論の力は高校では教えてくれないようです。早稲田に合格する人であっても最初は、推論ができません。しかし、やり方を教えればすぐに出来るようになる人はできるようになります。
この夏、ぜひ推論の力を養ってください。
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