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英語

受験の先へ!若い世代よ世界に羽ばたけ!

2025/2/10

こんにちは。英語講師の美香です。(^^) わたしはこれまで英国や豪州に25年ほど住んできましたが、去年娘の日本の高校への編入学のために久しぶりに日本に住むことになりました。シドニーにも家があるので時々帰ることになるとは思いますが、ひとまず久しぶりの日本滞在を楽しんでいます。


ただ、久しぶりに日本に住んでみて、日本の遅れっぷりに驚愕いたしました!オーストラリア他、一般的に西洋諸国はすでに色んな分野で日本より数十年分進んでいるので、まるで30年前(もしくはもっと前!)にタイムスリップしたような気分です。オーストラリアでは普通にできていたことが、日本では不可能、ということがあまりにも多すぎる!特にITの遅れは尋常ではないです。わたしがシドニーに仕事のために引っ越した25年前はまだ日本の国力の方が上でした。しかしそれから、オーストラリアが大躍進し、逆に日本は衰退の一途、、ということで、今はその差はあまりにも大きい!


しかし、一番問題なのは、それに気づいていない日本人が多すぎるということです。なんならいまだに日本は世界でも進んでいると勘違いしている方も多い。愕然としました。


日本の英語教育にも驚きました。こちらも昔より”よくなった”と勘違いしている方が非常に多い!でも数十年前から進歩しているどころか、そのまま停滞、もしくは退化しているとさえ感じます。今だにへんてこな受験英語に必死に取り組み、結果2024年度の日本人の英語力は世界で92位!どんどん下がり続けていますが、この学習法を見るとさもありなん!というところです。


生徒さんが使っている単語帳にこれでは絶対に通じないだろうという読みがカタカナで書いてあったり、こんな言い方はネイティブはしない、という不自然な表現を有名な塾や予備校の先生が偉そうに説明していたり、通じる英語を話すためには全く関係のない小難しい文法用語や説明を用いてどんどん英語嫌いを増やしている日本。本当に残念でなりません。


わたくしのプロフィールにも書いていますが、もちろん受験対策をお望みなら精一杯サポートさせていただきます。日本の学歴社会がそうそう変わるとは思えませんから、この国で生きていくには仕方のないことかもしれません。オーストラリアのように豊富な資源があれば余裕がありますが、今の日本には余裕がない。学歴や職歴にしがみついてでも生きていかなければいけないような閉塞感があります。でも!わたしが本当に言いたいのは、いずれその先を見ていただきたいということなのです。


海外に暮らしていると、これまで育った家庭環境も学歴も職歴もさほど意味をなしません。場所にもよりますが、一般的に西洋の多くの国や地域ではいまだに”ただのアジア人”としてしか見られなくなることも多いでしょう。東大卒であったとしても、”ああそう。”くらいのものです。今のような日本の国力では余計にそうです。すでに日本は”安いアジアの一国”になっているのです。昔わたしが若かったころ世界を旅したときには日本人はもっとリスペクトされていましたが、今では扱いも随分違うのです。


ですから声を大にして言いたい!目下の目標が希望の大学に入ることであったとしても、いずれ今の若い日本のみなさんが目指していただきたいのは世界です!世界を見ることで、世界ではどんなことが可能なのか、または不可能なのか、価値観や文化の違い、良いところ悪いところ全部ひっくるめて、もっと広い視野を持って学んでいただきたいのです。その上で日本の良さを再発見し、日本で活躍するのももちろんよしですが、海外を見ずに国内だけに留まっていては本当に視野が狭まってしまいます。せっかく一度きりの人生、それでは勿体なさすぎます!


それぞれの国で価値観は大きく異なりますが、日本で大事だとされることが全く重視されない、またはその逆も多いです。わたしの親戚の子供が成績がよく、中学に入学したときに学年代表として入学式で挨拶をしました。そのビデオを見たのですが、こちらも驚きました。簡単に言うと、”みんなで協力して一生懸命頑張ります!”と言ったような内容だったと思います。調和や努力をよしとする、日本的には聞こえのいい言葉が並べられていましたが、海外の同年代の子のスピーチとは全く違います。そんなスピーチは小学校低学年でもしないでしょう。


オーストラリアでは小学校高学年にもなるとSDGsや社会問題などをふんだんに取り入れ、もっと深い切り口で物事を語ります。小学校低学年のころからディベートやディスカッションの特訓をし、ひたすら自己表現の練習をします。中学になると、大学のようなエッセーが課題として出されます。日本の夏休みの自由研究、のような宿題が次々と山のように出るのです。そしてひたすらプレゼン、ディベート、ディスカッション、、。コミュニケーション能力が高くなるわけですよね。


石破首相がトランプ大統領と会談をして、”意外と人の話をよく聞く方だった。”という印象を持たれたようですが、海外では自己主張が強いだけではよいディベーターではありません。人の話は話し終わるまでじっくり”聞く”ことが基本で、その後自分の意見を述べるのです。逆に日本人はそれが苦手な人も多い。東大卒の方と話しているときも、逆に頭の回転が速いからか、”つまりこういうこと?”とこちらがまだ話し終わってもいないのに覆いかぶさるようにして話す方もいて驚きました。そして日本人はイエスかノーで答える問題にもはっきりとイエスかノーで答えられない人も多い。つまり、人の話を最後まで”聞き”、そこからはっきりと自分の意見を”述べる”、両方においてスキルが足りない方が結構見受けられるように思います。


海外でひとりきりになってただの一外国人として勝負しなければならなくなったとき、大事になるのは学歴でも職歴でもありません。コミュニケーション能力、表現力、柔軟な適応力、即座に問題にに対処する力、などです。よくも悪くもこれらを持って現地の人に”ジャッジ”されてしまうのです。


もちろん性格により、生まれながらに高いコミュニケーション能力を持つ人とそうでない人がいます。それでもこれらの力は練習することによって上達するものであり、スキルアップできるものなのです。ただディベートの戦いに勝つだけのための特訓ではありません。最終的には自分が一度きりの人生で、適度に力を抜いて、楽しく幸せに生きるための特訓と言ってもいいでしょう。少なくともわたしはそう感じています。


どの言語にしても、言葉はコミュニケーションツールです。生きた人間が使うもの、人と人との関係を円滑にしてくれるものです。今の日本のように”英語嫌い”な人を大量に作り続け、受験戦争を勝ち抜くためだけに使われるものであってはいけないはずです。英語を学ぶ本当の理由を是非もう一度考え直してみてください。


色々書きましたが、わたしは日本が大好きです!日本の経済力や国力がどんどん落ちていることは残念で仕方がありませんが、自分が日本人であるということに誇りを持っています。それは海外に長く住んだからこそ言えることなのかもしれません。みなさんにも、是非日本を外から見る機会を持っていただきたい。そこで必ず何かに気づき、そこから何かが始まるはずです。


わたくしのレッスンでは英語は本来”楽しいもの”であるということを前提として、学んでいただきます。最初はそれでもしっくりこないかもしれません。嫌いなものは嫌い、難しいものは難しい、確かにそうですよね。でも最初のその一番大変な時期を乗り越えると、”必ず”英語の本来の楽しさに気づいてくださると信じています。無料体験レッスンもしておりますので、是非ご予約くださいね。レッスンでお会いできるのを楽しみにお待ちしております!

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