仮定法って何? 仮定法入門編
2024/7/13
英文法のなかで、一番難しいイメージがあるのって、仮定法と関係代名詞じゃないかと思うんです。
そこで、今回のブログでは、仮定法から取り上げてみることにしました。
まずは、仮定法とは何なのか?
仮定法とは、現実には起こっていない、あくまで仮の話をしたい時に使う文法です。
ですので、現実がこんな風に変われば良いのにな、という強い思いが反映されます。
例えば、自分の子供にもっと勉強してほしいと言うときは、
I suggested that he study English harder.
もっと勉強してほしい=もっと勉強する子になれば良いな
なので、現実が変わることへの強い思いが反映されて、仮定法になります。
ちなみに、仮定法のthat節の中は、上の例のように基本的に原形になります。
注:三人称単数の場合のみ、イギリス英語ではshould+原形
以下の動詞を使ったときも、仮定法になります。
すべて、現実にはないことに対するイメージを表現しているからです。
advise(助言する)
ask(お願いする)
demand(要求する)
insist(主張する)
order(命令する)
propose(提案する)
recommend(勧める)
request(リクエストする)
require(要求する)
英文法のなかで、仮定法が占める範囲は幅広いです。
なぜなら、it is important that とか、it is necessary thatなどの表現も、仮定法になりますから。
要は、今現実を変える必要があると思った時点で、全て仮定法になるのです。
注:もちろん、すでに事実として起こっている場合は、仮定法になりません。
例) It was important to him that he had passed the exam.
仮定法を掘り下げていくと、英文法の理解が一気に進みます。
今後のブログにて、仮定法過去、仮定法過去完了についても、お話ししますね!
この先生の他のブログ
仮定法現在では、現実でこうなれば良いな、と思うことを話しましたね。今回の仮定法過去では、今すぐ現実になりそうにない話をするときに使います。 例:if I had money, I could buy anything I want.お金があれば、ほしいものが買えるのに。 例:If I told y...
こんにちは!講師のむさしです! hitって聞くと、野球を思い浮かべるかと思います。 Hit a homerun!とか、Get a hit!とか。 実は、hitって色んな場面で使われるんです。 例えば、以下のような感じです。 ① hit the books (熱心に勉強する)*色んな本に当たって読んで...
はじめまして!講師のむさしと申します。 英語学習って大変ですよね。 学校の指定した単語帳を暗記しているのに、定期テストや模試では全然歯が立たない。塾で習うSVOCとか関係代名詞とか、意味不明でついていけない。結果、頑張って勉強しているつもりなのに、身についている感じがしないし、点数が取れない。そんな...