中1の夏休み。「数学が急に苦手になった」は珍しくありません
中1の夏休み。「数学が急に苦手になった」は珍しくありません
小学校では算数がそれほど苦手ではなかったのに、
「中学生になったら、急に数学がわからなくなった」
そんなお子さんはいませんか?
特に中学1年生の夏休みは、
「1学期の数学、思っていたよりできなかった」
「小学校までは大丈夫だったのに……」
と、不安を感じ始める時期でもあります。
でも、これは決して珍しいことではありません。
中学校では、数学の世界が大きく変わります
小学校では、
3+5=8
のように、数字を使った計算が中心でした。
ところが中学校に入ると、
-3+5
のような負の数が登場し、
さらに、
3x+5
のように文字まで出てきます。
「数字だけだった算数」から、少しずつ抽象的に考える数学へ変わっていくのです。
ここで戸惑う子がいても不思議ではありません。
「マイナス」が最初の壁になることも
たとえば、
3-5=-2
小学校までなら、「3個しかないのに5個取る」という計算は、あまり扱いませんでした。
中学校では、それが普通に登場します。
さらに、
-3-5
-3-(-5)
となると、
「マイナスがいっぱい出てきて、もうわからない!」
となることがあります。
そこで、
「マイナスとマイナスだからプラス!」
とルールだけを覚えようとする子もいます。
もちろん計算ルールを覚えることも必要です。
でも、意味がよくわからないまま暗記すると、問題が少し変わっただけで混乱してしまうことがあります。
次に出てくるのが「文字」
正負の数が終わると、文字式が出てきます。
突然、
x、a、b
といった文字が数学の中に入ってきます。
「なんで数学なのにアルファベットが出てくるの?」
と思った中学生もいるでしょう。
さらに、
3×xを3xと書く
1×aをaと書く
など、中学校独特の書き方も覚えます。
このあたりで、
「数学って難しい」
と感じ始める子が増えてきます。
そして2学期には「方程式」へ
ここが夏休みに復習しておきたい理由です。
1学期に学んだ正負の数や文字式は、それだけで終わる内容ではありません。
この先に学ぶ方程式などの土台になります。
文字式がよくわからないまま方程式へ進むと、
「方程式がわからない」
という状態になりやすくなります。
でも、本当の原因を探してみると、
方程式ではなく、
正負の数の計算だった。
文字式の意味だった。
ということもあります。
夏休みは「戻る」チャンスです
学校の授業が進んでいると、
「わからないから、ちょっと戻りたい」
と思っても、次の単元が始まってしまいます。
でも夏休みなら、一度立ち止まれます。
正負の数が怪しければ、そこへ戻る。
文字式が怪しければ、そこをもう一度確認する。
必要なら、小学校の算数まで戻っても構いません。
大切なのは、
「中1なんだから、ここまでできなければいけない」
ではなく、
「どこまでなら、ちゃんとわかっている?」
と探すことです。
「数学が苦手」と決めるには、まだ早い
中学1年生の1学期は、算数から数学へ切り替わったばかりです。
そこでつまずいたからといって、
「自分は数学が苦手」
と決めてしまう必要はありません。
ほんの一か所、理解がつながっていないだけかもしれないからです。
その一か所がわかると、
「あれ? 意外とできるかも」
と変わることがあります。
夏休みは、そんな場所を探す絶好の機会です。
2学期が始まる前に、問題集を何ページ進めたかだけではなく、
「1学期より一つ、わかることが増えた」
そんな夏休みにしてみませんか。
この先生のおすすめコース
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- 知識はあるのに点数につながらない/文章題・関数・図形で固まる
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中学生の数学対策におすすめの指導コース
- 数学に苦手意識がある方
- 数学の偏差値40台から10以上アップを目指している方
- 基礎の基礎から数学を学びたい方
- いつも同じような計算ミスをしてしまう方
- ボーナス問題で得点できない方
- 途中式を書かずに解いて、間違えてしまう方
- 中高一貫校に入学予定で、中学数学を先取りしておきたい方
- 友達と差をつけたい、定期テストで上位を狙いたい方
- 中学入学後の数学の授業をスムーズにスタートしたい方
- 日本の数学から離れていたことで、内容に不安がある生徒
- 現地校の数学はできても、日本式の文章題が苦手な生徒
- 帰国後の日本の学校や受験に備えたい生徒
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