オンライン家庭教師マナリンク

英単語は「書く」前に「言える」ようにする

2026/7/25

「書いて覚える」がうまくいかない子、実はとても多いです

英単語テストの前、ノートいっぱいに単語を書き続けているお子さんを見たことはありませんか。

「ちゃんと書いて練習しているのに、テストになると書けない」

「昨日はできたはずなのに、今日はもう忘れている」

保護者の方からも、こうしたご相談をよくいただきます。

実はこれ、努力が足りないのではなく、覚える順番が逆になっていることが原因である場合が多いのです。

「書ける」の前に「言える」が必要です

英単語テストで書けない子、スペルミスが多い子を見ていて気づくことがあります。

それは、日本語を見て、英語がそもそも口から出てこないということです。

出てこない単語を、いきなり書いて覚えようとする。

すると、頭の中でやっていることは「スペルを暗記する」ではなく、「知らない記号の並びを写す」に近くなってしまいます。

これでは定着しにくいのも当然です。

授業でやっている順番

私が授業で伝えているのは、次のような順番です。

日本語を見て、英語を口頭で言えるようにする

言えるようになってから、書く練習に進む

書けるようになったら、スペル・文頭の大文字・ピリオドなど細部を確認する

いきなり書かせないのがポイントです。

まず「言える」状態を作ってから、「書ける」に進む。この順番を守るだけで、同じ時間をかけても定着のしかたが変わってきます。

なぜ「言える」を先にするのか

想像してみてください。もしロシア語やアラビア語のような、読み方の手がかりが一切ない文字を見せられて、「発音は教えないので、この綴りを覚えてください」と言われたら、どうでしょうか。

おそらく多くの方が、ただの記号の並びとして丸暗記しようとするはずです。そしてそれは、ものすごく効率の悪い覚え方になるだろうと感じるのではないでしょうか。

実は、英単語が覚えられない子の頭の中で起きているのは、これに近いことです。

言える状態になっていない単語を、いきなり書こうとすると、スペル以前に単語そのものが出てきません

出てこないものを何度書き写しても、それは「覚える」作業になっていないのです。

逆に、口で言えるようになっていれば、書く練習はその単語を「文字として定着させる」作業に集中できます。

覚える対象がはっきりしている状態で書く練習をするほうが、当然、効率もよくなります。

ご家庭でもできること

特別な教材は必要ありません。

単語帳や単語カードを見て、まず声に出して言ってみる

言えるようになった単語から、書く練習に進む

言えない単語を無理に書かせない

たったこれだけで、「書いているのに覚えられない」状態から抜け出しやすくなります。

もし、お子さんが単語練習のノートを黙々と埋めているだけだとしたら、一度「これ、日本語を見て言える?」と聞いてみてください。

言えない単語が多ければ、そこが今のつまずきポイントです。

最後に

英単語の暗記は、才能ではなく順番の問題であることがほとんどです。

「言える」→「書ける」の順番を意識するだけで、同じ努力量でも結果が変わってきます。

一人ではなかなか続かない、正しい順番がわからない、という場合は、体験授業で一緒にお子さんの状態を確認してみませんか。

無理のない形で、続けられる英単語学習の習慣づくりをお手伝いします。

なお、「言える」ようになる過程では、ローマ字の読み方の癖が思わぬ形で英語の発音の邪魔をしてしまうことがあります。次回は、その点とフォニックスとの関係について書いてみようと思います。

このブログを書いた先生

この先生のおすすめコース

英語月額コース
一人では続かない英単語学習を習慣にするコース
三者面談あり
タイプ別
無料体験あり
一人では続かない英単語学習を習慣にするコース
16,000/月
1回45(月4回(週1回目安))
中学1〜3年生
  • 英単語を覚えなければと思っていても、1人では続かない、単語帳を買ったものの途中で止まってしまう方
  • 発音が分からず書くだけになっている、またはテスト前だけ覚えてすぐ忘れてしまう方
  • 「やりなさい」と言えばやるけれど、自分からは続かない、少量でも学習習慣を作りたい方
コースの詳細を見る

このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら

定期テスト対策におすすめの指導コース

英語単発/短期コース
高校生の英文法|短期集中10回完成|苦手を克服&得点源へ
タイプ別
無料体験あり
高校生の英文法|短期集中10回完成|苦手を克服&得点源へ
50,000
60(全10回)
高校1〜3年生、浪人生
  • 中学英文法を短期間で復習しておきたい高校1~2年生の皆さん
  • 定期テストや模試で特に英文法を得点源にしたい高校1~3年生の皆さん
  • 「一冊仕上げた!」という達成感や成功体験そして学習習慣を身につけたい高校1~3年生の皆さん
コースの詳細を見る
13,000
60(全3回)
中学1〜3年生
  • イオンって何?
  • イオンについて、モデルを使った楽しい授業を受けたい。
  • 電気分解や化学電池(電池)、ダニエル電池のしくみを理解したい。
コースの詳細を見る
英語月額コース
【英語苦手な方向け】定期テスト指導
三者面談あり
無料体験あり
【英語苦手な方向け】定期テスト指導
22,000/月
1回60(月4回(週1回目安))
中学1〜3年生
  • 最近テストの点数が下がってきた生徒さんにおすすめです。
  • もともと取れていた点数やそれ以上を目指しましょう!
  • 基礎をしっかり固めてくれる先生を探している方におすすめです。
コースの詳細を見る
7,000
60(全1回)
中学1〜3年生
  • 苦手意識が強くて授業についていけない人
  • 自分のペースでじっくり学びたい人
  • 定期テストや受験に向けて苦手をなくしたい人
コースの詳細を見る
4,000
30(全1回)
小学1〜6年生
  • 副教科だけど学期末だけある音楽の筆記テスト。勉強の仕方がわからない方。
  • 歌や楽器は得意だけど、楽譜の読み方、速度記号等が他言語で理解できない方。
  • 音楽のテストで100点を取ってみたい方。出題されそうな部分をお伝えします。
コースの詳細を見る

この先生の他のブログ

横山の写真

子どもは本当に勉強が嫌いなのか

2026/8/10
夏休みの、あの光景夏休みも半分を過ぎました。朝から動画を見ている。宿題は手つかず。何度言っても机に向かわない。「うちの子は勉強が嫌いだから」そう口にしたくなる時期かもしれません。私も保護者の方から、この言葉を何度もうかがってきました。ただ、長く子どもたちを見てきて、ひとつ思うことがあります。「勉強が...
続きを読む
横山の写真

計算ミスと骨折の共通点

2026/6/24
先日、階段で足を踏み外して骨折しました。診断は、中足骨骨折と足関節の剥離骨折。今は松葉杖の生活です。今日は、計算ミスと骨折の意外な共通点について、書いてみようと思います。実は私は普段、塾で生徒たちにこんなことを言っています。「確認しよう」「手順を飛ばさないようにしよう」「計算ミスは能力の問題ではなく...
続きを読む
横山の写真

中学受験で『減らす』判断をした話

2026/6/12
座席と耳栓個別指導塾で、2年半ほど担当していた男の子がいました。授業前、その子はまず座席を確認していました。席は決まっているのですが、その日の状態が気に入らないと、少し時間をかけてから座ります。私には何が違うのかわかりませんでしたが、本人には何らかの基準があったのだと思います。今振り返ると、周囲には...
続きを読む
横山の写真

個別指導は「わからないところを解説するだけ」ではありません

2026/5/9
個別指導は「わからないところを解説するだけ」ではありませんわからない時に“戻れる子”を育てるということ個別指導というと、「わからない問題を先生に解説してもらう時間」というイメージを持たれることがあります。もちろん、授業では問題の解説も行います。ただ、私が大切にしているのは、解答を読んで終わりにしない...
続きを読む