高校数学

カヌレと正弦定理 ー高校数学無駄遣い編ー

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2021/5/27

失敗から数学×家庭科を考える

タイトルから漢字間違い、申し訳ありません。

先日初めてカヌレを食べて、

「美味しい!作りたい!」

となったのでカヌレ型を注文して作ることにしました。


ただ平岡はズボラな性格なのでものさしを使う習慣があまりありません。

経験ある方はあると思いますが、代用品で長さを測ることありませんか?


私はA4用紙で測ることが多いです。21cm,29.7cmと覚えているので。

ただ、この時手に持っていたのはB5のノート

作る前から失敗したのです。ものさしは使おう。。。


そして持っているオーブンレンジから5mm飛び出す状態になりました。


失敗からの対策が大事

返品するのも面倒だったので、工夫して作ることに。

ひとまず底上げして焼くことにしました。


温度調整がすごく大変で向きを都度変えます。

しょうがないですね汗


味はまあまあでした。まだ試行錯誤が必要。


そしてタイトルにあるように高校数学を考えるので、カヌレの出来はどうでもいいのです。


カヌレの斜塔と言えるか?


イタリアのピサの斜塔はだいたい3.99°だそうです。

https://www.veltra.com/jp/yokka/article/tower-of-pisa/

(参考にどうぞ)


ここから「カヌレの斜塔」となるか、差を0.5°までにしておいて検証します。


正弦定理を用いて検証



斜めにしたカヌレ型の傾斜がわかれば図のように同位角は等しいので、

カヌレの傾きを求められます。

同位角は中学数学ですね。


正弦定理を上記のように考えて検証したところ、カヌレの傾斜は・・・


検証結果!「カヌレの斜塔」なるか?


うーん残念!

ちょっと工事しないとダメですね。


底上げ高さを低くすればいいのですが、それだとオーブンレンジに入らなくなります。

カヌレ方を切削加工できればいいですが、そんなことはできないので

角度10°のカヌレを焼き続けます。。。


夏休みの家庭科の課題と横断的学習

夏休みにざっくり漠然とした「家庭科の宿題」がでる高校も少なくないはず。

数字を効果的に利用すると説得力のある課題に1日で仕上がります。


・洗濯物だったら使用する水の量

・生活水の量とSDGs

・調味料と対比、味の変化


などなんでも数字が関わってきます。


教育現場ではしばしば横断的学習というものが求められていまして、

1教科だけとせずに他教科との関連などを持たせて楽しい授業づくりを進めると良いとされています。ただ、先生同士の協力が必要です。でも学校の先生はそこまで手が回らないことがしばしばです。


今日は無駄な数学雑学を紹介しました。誰向けの記事になったかわかりませんが、数学嫌いな人のバイアスを外せるといいなと思います。

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