高校数学

【数学】教科書こそ最強の参考書

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2023/2/6

2年ほど前から、私の数学指導は教科書を丁寧に学習するスタイルになりました。


定期考査でも模試でも、(赤点~平均点で)伸び悩んでいる生徒ほど教科書の内容を理解できていません。

問題集や参考書を使うのも悪くないのですが、基礎が身についていない生徒のほとんどが、自身の技量とテキストの難易度やボリュームが合っていません。



高校の数学の授業はとにかく早いです。


授業を聞いて分からないところを復習する・・・

その分からないところを復習している間に、学校はどんどん新しいところへ進んでしまい、やがて置いていかれてしまう・・・そんな負のスパイラルに陥っている生徒をたくさん見てきました。


苦手な人ほど「予習」が大切だと私は思います。

決して予習段階で完璧に理解する必要はありません。

少しでも予備知識を入れた状態で学校の授業に臨んだ方が、何もない状態で臨むよりも理解度は間違いなく高まりますし、授業後の復習も少なく済み、学習のサイクルが徐々に出来上がっていきます。


また、「予習」を一人でやるのは、余程力のある生徒でないと難しい。

私が教科書を使いながらお手伝いいたします。


現役生(現高1・2)は、学校の授業をとにかく大切にしましょう。

そして、教科書を丁寧にやりましょう。


【保護者の方々へ】

短期間で成果が上がれば、それに越したことはありませんが、基礎の錬成には時間と根気が要ります。そういうものだと覚悟してください。

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