#85 和製英語から本物の英語になった「サラリーマン」
会社員を表す「サラリーマン」は和製英語だというのは知っていますか?
「サラリー」は英語のsalary「給料」、「マン」はもちろんmanから来ていますが、その2つを合わせた「サラリーマン」は日本で作られた英語(和製英語)なので、英語圏ではsalary manとは言わずにoffice workerと表現する、といったことを聞いたことがある人も多いと思います。

ここまではその通りで、何も間違ってはいないのですが、この話には続きがあります。
なんと、驚くことに、和製英語の「サラリーマン」は英語に逆輸入されてsalarymanという英単語になってしまったのです!

日本語から英語に逆輸入されたsalarymanには、当然のことながら「日本のサラリーマン」のイメージが付いて回ります。「勤勉」というプラスのイメージはいいのですが、一方で「長時間労働」や「過労死」といったマイナスのイメージを帯びてしまうことも…。「過労死」はそのままkaroshiという形で英語に入ってしまったことからも、往時の日本の労働環境の歪さが伝わります。
一般的に「サラリーマン、会社員」を言いたい時は、salarymanではなくoffice workerを使う方が無難です。
* * *
さて、ついでにsalary「給料」の語源についても見てみましょう。
実はsalaryという単語は「塩」を表すsaltと関係があります。古代ローマの兵士には、兵役の報酬として、「塩を買うための銀貨」が与えられていました。(当時の塩が高価で貴重な物であったことが分かります。)そこから、salaryは一般的な「給料」の意味で使われるようになったのです。
塩のsaltと語源的に関係があるのはsalaryだけではありません。salad「サラダ」、salami「サラミ」、sauce「ソース」といった単語も語源的にはsaltと関係があるのです。
saladは元は「塩で味付けされたハーブ」のことだったそうです。
salamiにはもちろん塩が含まれています。
sauceは元々は「塩で味付けする」という意味で、そこからいわゆる調味料としての「ソース」の意味で使われるようになりました。

このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら
英語のおすすめの指導コース
- 英検にチャレンジしたいが、自信がない方
- 英検の過去問を解いてみて、難しいと感じている方
- 英検に合格できずに悩んでいる方
- 二次面接対策を十分に取り組んで合格したい
- スピーキング苦手意識がある
- 面接合格基準を知って万全の対策をしたい
- 楽しく英語を勉強したい生徒さん
- 3ヶ月後に、テストで5~10点アップを目指したい生徒さん
- 特性を理解してくれる先生を探している保護者さん
- 一次試験に合格して二次試験に備えて直前対策をしておきたい方
- S-CBTで英検2~3級を受験する際の特定ジャンルの仕上げ・最終調整に活用したい方
- リスニングやリーディングで伸び悩んでいて「きっかけ」や「ヒント」が欲しい方
- 中学英語の基礎的な知識を固めたい方
- 中学英語で定期テストの点数をUPさせたい方
- 学校の英語の授業では解法が理解できずに困っている方、復習を進めたい方