勉強とスポーツの共通点
勉強とスポーツには共通点が多くあるように思います。
運動部に所属している生徒さんはイメージしやすいかもしれません。
たとえば、当たり前の話ですが、
スポーツを練習したからといってすぐに完璧にできるようになるわけではないですよね。
勉強も1日2日頑張ったからといって学力が根本から向上することはありません。
練習でできないことが試合本番でできることもほとんどないですよね。
勉強も、分からなかった問題がテスト本番で解けるということはほとんどありません。
特に相手がいるスポーツでは、相手がどのような動きをするか分かりませんし、相手は試合に勝つためにこちらの弱点を突こうとしてくるでしょう。
しかし、勉強においては、相手は練習の時とほとんど同じです。
特に学校の定期テストに関しては、出題範囲が決まっており、教科書や問題集のページが決まっているわけですから、教科書や問題集の理解度合いがそのままテストの点数に直結します。
「テストで点数を取るということ」については別の記事で説明します。
他には、スポーツであればプロ選手のものまねをしてみたことがある人も多いのではないでしょうか。上達するには、形から入ることが最も近道だと思います。
とりあえず上手な人の動きやフォームを真似してみますよね。
勉強においても、ものまねをしてみると良いでしょう。
綺麗な答案を書いたり、綺麗にノートをまとめていた方が賢そうに見えますよね。
まずは、先生や教科書の解答の真似をしてみてください。
先生や友達の綺麗にまとめてあるノートの取り方の真似をしてみてください。
考え方、解答の書き方、論理の展開の仕方の真似をしてみてください。
ただし、「考え方」は学校ではあまり教わりませんし、解説を見てもなぜそのように考えるのか分からない時があるかもしれません。
その場合、どういった発想で、どのように考えてその解答書くに至ったのかを聞いてみてください。
私の授業では、学校では教わらないような、「考え方」の部分をお話しするようにしています。