全然大丈夫
国語の授業をうけもつ身として、自分の日本語は未熟なところだらけだ、と肩を落とすことが多々あります。
書き言葉は調べることができるけれど、それでも果てしなく【これでよかったのかな】という自信のなさが残ります。
話し言葉においては、さらに。
日本語、難しい〜。
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さて、そんな私が日々アンテナを張り、習得に努めている言語があります。
それは、
ワカモノ言語。
(言葉と言うよりは、むしろこれは言語ではないかと思います。)
高3息子と大3娘(以後、子達 と表記)と対等にわたりあいたくて。
でもね、ものすごく速いです、変化が!
なかなか追いつけません。
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例えば、私がTwitterで【とりま】という言葉を知り、子達に意味を尋ねる。
いえ、尋ねる前に自分でググります。
よく、子達に【そんなのググればわかるでしょ】と言われますので。
まずググった上で、さらに用法などを子達に教授願います。
私がググっで得た意味は子達の認識と一致することを知ります。
そっか〜そういう意味なのね!
と新しく一語インプットできて喜ぶ私。
でも…最近はもうあんまり使わないんじゃね、
とか言われたりします、即座に子達に。
はい。
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私の目に入ってくる頃には、すでにあまり使われない言葉になっていること多しなのですよね。
それでもめげません。
すでに【古語】だとしても、新しい言葉を知ることはうれしい。
それに何より、彼らと調子よく話をしたいから。
同じ言語を使えるって、楽しくてうれしいです。
(同じ言語、しかも使えている、と思っているのは私の方だけだと思いますが、それでも。)
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彼らが幼児の時、私はあまり幼児向けの言葉を使いませんでした。
段階に合わせて、意味が通じやすいと思われる言葉を選んではいました。
彼らが小学生前半ぐらいには、まだ私は流行りの言葉をあえて使っていませんでした。
流行りどころか【全然大丈夫】なんて話し言葉さえも使っていませんでした。
しかし、今や…授業中に【全然大丈夫】なんて自分でうっかり言っちゃって、やばいやばい。
あれ?私ってずいぶん変化している、と最近気づいたのです。
自分で振り返ると、このような自分の変化は無意識のうちに起きていたのだと思います。
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【全然大丈夫】を全面否定していた私が、なぜ【全然大丈夫】を使うようになったのか。
【全然大丈夫】はそもそもは日本語として正しくはないが、話し言葉で多発される言葉であり用法だということを、子達が認識した上で使っていることに確信を持ってから、私も同じように使い始めたのだろうと思われます。
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【全然大丈夫】とうっかり授業で言っちゃってやばいやばい、の自分をきっかけに、なぜこんなに自分が変化したのかを考えていたわけですが…
それは、子達と話がしたいから!
子達の話を聞いて意味がわかって、気持ちを知りたいから!
ということにも気づきました。
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そういうわけで、
英語圏の人と話ができるようになるために英語を学ぶように、
ワカモノと話ができるようになるためにワカモノ言語を私は学び続けます。
私がワカモノ言語を仕入れて使おうとするのは、迎合でもへつらいでもなく、対等でいたいという願いからなんだ、と再認識しながら。
さらに、彼らが大切にしていることや文化を知りたい。
言語って、ツールであり心を通わせる入り口なんですね。
さらに、ワカモノ言語はそのものがとてもおもしろく興味深いものです。
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授業では、小学生の生徒さんにワカモノ言語を使わないように気をつけたいと思います。
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