数学が苦手なあなたへ
2022/4/5
こんにちは。そろそろ新年度が始まろうとしていますね。
このたび、新たに中学生を対象とした数学基礎コースを開講いたしました。そこで、私の数学に対する思いをお話させていただきます。
小中高を通して、私は自分のことを「文系」だと思っていました。中学以降、なかなか定期テストで点数が取れず、数学に対する苦手意識が強くなりました。数学は難しいから勉強したくない、と国語や社会に逃げていました。
しかし、大学生になってから転機が訪れました。家庭教師のアルバイトで5教科教えることになり、数学とも向き合ってみたのです。
すると・・・あれ?問題が解けると楽しいと思える自分がいました。式を立て、答えを導き出せたときは、パズルを解けたときのような爽快感がありました。中学生に対しては、数学を教える機会が1番多かったということもあり、中学数学の楽しさに目覚めたのです。
私は、中高生の時には、「自分は文系だから数学はできない」と思い込んで、数学と向き合うことをしませんでした。大学受験では、理系学部にどんなものがあるか調べもせず、文学部を志望しました。その後、国語・日本史の教員免許を取り、これをいかした仕事に就きました。
この人生を後悔はしていません。
ですが、中高生の時、数学と向き合っていたら、理系という選択肢もあったのかな・・・と時々思います。
数学は1から1つずつ積み上げていく教科です。授業についていけないのは、自分が文系だからではなく、いきなり5や6から始めようとしているからにすぎません。
できないときは1に戻って1つずつクリアしていけば、きっとできるようになります!
数学を諦めてしまっている人へ。
「できる」を1つずつ増やしていけば、きっと楽しくなります。
将来の選択肢を狭めないためにも、中学数学、一緒に頑張ってみませんか?
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