古典

古文への一歩

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2025/3/16

こんにちは、講師のニシオカです。

これから大学受験に向けて古文の学習を見直そうとしている方に、何かのヒントになればと思いブログを書きます。


1.国語に入っていても外国語

はい、そうなんです。今の私たちにとって、古文は「外国語」です。英語や他の外国語と同じと考えて下さい。何百年も時間が経って、社会的な変化もさまざまありました。古文が使われていた時代は、もうわりきって、「外国」と考えるほうが自然です。

にも関わらず、漢字やひらがななど、現代にも共通する部分があるせいで、多くの高校生が「頑張って読んだらなんとかなるかも」と淡い期待を抱いてしまいます。

英文法や英単語なしに英文が読めないように、古典文法や古文単語なしには、古文の読解は不可能です。いい意味で「外国語だ」と諦めることが、向き合う姿勢も変えてくれると思います。


2.古文単語は形容詞・形容動詞を中心に覚えよう

登場人物の心情、筆者の視点、場面の状況を総合的につかむためにも、古文単語は形容詞(「をかし」「ゆかし」など、多くは「~し」の終止形を持つもの)と、形容動詞(「つれづれなり」など大多くは「~なり」)を積極的に、優先的に覚えていきましょう。設問にも関係することが多いです。古文単語帳も、ただ毎回最初のページからなんとなくながめる、という意図のない使用ではなく、読解の近道になる形容詞・形容動詞を優先しましょう。


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