読解力のための語彙力養成
2025/3/19
こんにちは、講師のニシオカです。
小学生のうちに国語の読解力を身につけておくと、中学、高校と進学進級する中で、「国語で足をひっぱらない」環境づくりになります。そのためにも、まずは言葉の知識量を増やしていきたいですね。
「語彙力ってどうやって身につけるの?」とよく聞かれます。
たしかに、日常生活を普通に送れるほどの語彙力はみなさんあると思いますが、評論文などへの対応を要求される以上、日常語では足りません。
小学生であれば、市販の「ことわざ・慣用句」のドリルなどをこつこつと進めるのもいいですし、改めて購入しなくても、ネット上に個人使用のための無料プリントなども散見できます。ゲーム式のものもありますよ。
毎日10分でOKです。大切なのは継続することです。
たまに1時間も2時間も頑張るのではなく、今日も明日も毎日とにかく10分だけ取り組む習慣を身につけて下さいね。それが、中学や高校にあがっても、文章を読む力の土台になります。継続こそ力なれ。みんなでこつこつ頑張ろう!
この先生の他のブログ
こんにちは、講師のニシオカです。今から900年ほど前、平安時代後期に藤原清輔という歌人(かじん。和歌を詠む人)がいました。こんな歌をのこした人です。(ちなみに、「歌」というと、現代の私たちは、音程がさまざまについた歌唱曲のことだと思っていますが、古文の世界では和歌を指します)初雪に われはあとを つ...
こんにちは、講師のニシオカです。共通テスト形式の模試、受験した高3生/既卒生も多いと思います。制限時間内で5問もの大問を解くのは大変な作業でしたね。時間配分や、解く順番など、それぞれの工夫は試せたでしょうか。次の模試に向けて、単発で受けられる講座があります。一人ひとりにあわせて、苦手分野の文章読解・...
こんにちは、講師のニシオカです。国公立大学の受験を考える場合、文系の多くの学部学科で二次にも古文が課されます。さらに、共通テストなどとは違い、解答の仕方が記述式であることが多いですね。「~を説明せよ。」「~はなぜか。」「~はどういうことか。」などの設問に、しっかりと対応して解答していくためにも、早く...
こんにちは、講師のニシオカです。現代文の問題は、マーク(選択肢)型だろうが、記述だろうが、本文の再現性こそが重要です。本文に書いてあるのは、「筆者の頭の中にある世界を言語化したもの」であり、それを他人であるあなたが「素直に、過不足なく受け取っているのか」を問うために設問が作られています。素直とは?①...