古典
景色が浮かぶ歌
2026/8/9
こんにちは、講師のニシオカです。
今日は鎌倉時代の歌人「藤原定家(ふじわらていか・ふじわらさだいえ)」さんの歌をご紹介します。
夕立の 雲間の日かげ はれそめて 山のこなたを わたる白鷺
(ゆうだちの くもまのひかげ はれそめて やまのこなたを わたるしらさぎ)
和歌は声に出してよむのが基本です。さぁ、5/7/5/7/7のリズムで声に出してみましょう。
どんな景色が見えますか?
夏らしい、夕方の一時的な雨があがって、空を見あげると、雲の間から夕方のちょっとオレンジがかった光が一面に広がりはじめているようです。山があって、その山の手前を白鷺がゆったりと飛んでいく・・・・・。
いかがでしょう。見えましたか?
写真がなくても映像がなくても、言葉の力だけでこんなにリアルな景色が浮かぶなんて、すてきですね。次の夕立のとき、白鷺を探したくなりますね~
古文や和歌は、今の私たちにいろんな景色や思いを見せてくれます。「この時の清少納言は、こんな気持ちで、こんな顔をしていたんだろうな~」「この時の後花山天皇さんは、そりゃ悔しかっただろうね~」と、一歩近づく気持ちがあれば、古文や和歌の勉強も楽しいものになります。頑張ろう~
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