英単語の舞台裏⑧
2025/6/19
英単語の舞台裏 ⑧
Embrace
〜理解すると言うことは受け止めること〜
こんにちは、英語担当のバックスターです。
今日の舞台裏は「embrace」
日本語にすると「受け入れる」と訳されることが多いのですが、
それではこの言葉の持つニュアンスに少し足りないように思います
embrace が持つのは、「包み込む」という感覚です
受け入れる、それだけじゃない。
「そういうものなんだ」と温かく迎え入れるニュアンスが込められています
生徒の性格、生活リズム、得意・不得意、
指導する側(講師側)の当たり前に合わせるのではなく、それらをあたたかく理解し受け止める
学びに向かうとき、不安が伴います
すぐに古い習慣が変わることも難しいと思います
それごと、embrace。
それが通じてはじめて人間同士の対話がスタートするように思います
対話こそが学びに必要だとも強く感じます
できないことを変えようとスタートするより
今そのままの姿をembraceして、何をすべきかを見つけ、
そこから一緒に道をつくっていく、
そんな授業を生徒と一緒に目指したいと思っています
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