総合型選抜と学校推薦型選抜の違い
2025/5/4
「学校推薦型選抜」は
総合型選抜との一番大きな違いは、出身高等学校長の推薦を受けないと出願できない、という点です。
出願にあたっては、「評定◯以上」「◯浪まで」といった条件が設定されている場合もあり、誰もが出願できる入試というわけではありません。
学校推薦型選抜は、大きく分けて「公募制」と「指定校制」の2タイプに分かれます。
「公募制」は、大学の出願条件をクリアし、出身高等学校長の推薦があれば受験できる選抜です。
一方の「指定校制」は大学が指定した高校の生徒を対象とする選抜ですが、私立大学が中心となっており、国公立大学ではほとんど行われていません。
また近年、公募制では、他大学との併願が可能な併願制も増えてきています。
指定校制では「出願者は、合格した場合は必ず入学する者に限る」入試となっています。
「総合型選抜」は、
エントリーシートなどの提出書類のほか、面接や論文、プレゼンテーションなどを課し、受験生の能力・適性や学習に対する意欲などを時間をかけて総合的に評価します。
他の入試方式と比べると、「高い学習意欲」「明確な目的意識」が重んじられているため、受験生自身が作成して提出する書類が多いことも特徴です。
各大学が実施する評価方法に、共通テストを含む教科テストや小論文、プレゼンテーションなど、学力を確認する方法を活用することが必須となっています。
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