社会

自学のすゝめ【中学社会編①】

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2024/11/20

こんにちは!

マナリンクで【中学生】

メインに指導しているタケウチです。


皆さんは

得意・苦手科目ってありますか?


国語、数学、社会、理科、英語。


これらは主に【主要5科目】

なんて呼ばれてます。


それ以外に

美術、音楽、技術家庭科などなど。

サブ教科がありますよね。


また、得意と言っても


・点が取りやすい

・内容が好き

・先生の授業が面白い


など何を持って

【得意】という判断基準が

曖昧ですよね。


前置きが長くなってしまいました。

これからしばらくは


【各科目の勉強法】

【各科目の特徴】

【各科目の対策法】


をブログで

上げていきたいと思います。


ちなみにここでいう

【得意・苦手】ですが

【苦手】だけに

焦点を当てていきます。


理由は、得意な人に

何かを指南しても

意味がないためです。


このブログ上での【苦手】


・見るのも嫌だ


・科目名を聞いただけで

 吐き気がする。


・【自分なりに頑張っても】

 点数が取れない


・むしろ頑張りたいとも

 思わない


・得意にしたいけど

 やり方がわからない


というお悩み・嘆きを

抱えている科目と定義します。


まず記念すべき最初の科目は

【中学社会】

になります。


社会について何部かの構成にわけて

説明していきたいと思います。


1.中学社会の【特徴】

2.地理について

3.歴史について

4.公民について

5.地理の【勉強法】

6.歴史の【勉強法】

7.公民の【勉強法】


の流れで進めていきます。


今回は中学社会の【特徴】

の説明をしていきます。


⭐中学社会の【特徴】⭐


中学社会。

苦手な人は凄い苦手。

得意な人は得意。

明暗がわかれやすい科目

だと思います。


ズバリ

中学社会の特徴をまとめると


①範囲が【長い】【多い】

記述・統計の問題も多い。

興味がないと最高につまらない

コツさえ掴めば完成が早い


になります。

1つずつ説明していきますね。


★範囲が【長い】【多い】★


ご存じの通り中学社会は3年間かけて

【地理】【歴史】【公民】

といった3分野に分かれ

学んでいきます。


地理→歴史→公民


といった流れでしょうか。

この順番気にしたことありますか?


最適解かはわかりませんが…

見方を変えてみましょう。

この中で

【一番取っつきづらい】

分野はどれでしょう?


個人差あるかとは思いますが

【公民】でしょうか。

理由は…


・裁判・内閣・国会

・司法・行政・立法

・法を学ぶ。憲法を学ぶ。

・経済の基礎を学ぶ。


どうでしょうか。

ぱっと見で

政治?法律?憲法?

理解できるでしょうか


その流れで【歴史】を見てみましょう。

歴史は


・日本・世界の歴史を学ぶ。

・時代の流れを学ぶ。

・各国との絡みを学ぶ。


歴史とはただ昔の出来事を

学ぶだけではありません。

歴史の分岐点は【世界各国】

何かしらの動きがトリガー

なっています。


例えば第二次世界大戦。

これは日本も参加しましたが

アメリカ、ロシア、中国

フランス、イギリス、イタリア

ドイツ…


様々な国が登場します。

それぞれの国の特徴

わからないと

どうでしょう?


他の例として

安定していた江戸時代。

300年続きましたが

黒船来航で尊王攘夷。

要は海外からの

刺激があったから

江戸幕府は終了しました。


歴史が大きく変わるとき

外からの刺激が必ずあります。

その時に日本だけでなく

世界の事を知らない

どうでしょう?

困りますね。


要は消去法なのです。


地理がわかっていないと

歴史はわかりづらい。


地理と歴史がわかっていないと

公民はわかりづらい。


ならば一番敷居が低い

【地理から】始めましょう!


だから中一最初の社会は

【地理】からなのです。


後に紹介しますが

だからといって

地理が一番簡単である!

というのは

間違いです笑


ただ


・その順番で

・学ぶ方が

・理解しやすい


というだけの話です。


おいおい今は

【範囲が膨大】ってところが

焦点だろ?と

ツッコミを入れた方。

すいません。


ただ今の話を当てはめてみると


順番通りに学ぶ

重複する部分がある

・意外と膨大ではない


という見方も出来ませんか?


教科書の厚さだけで見れば

社会は【圧倒的に多い】です。


ただ地理で

【地形】

【風土・気候・文化】

【各国の生活や様子】


を学んだ。


そのまま歴史を学んで

地理の知識があれば


宗教観、文化、風土気候。

そして位置関係。


そこから


・何故戦争になったのか?

・何故迫害されたのか?

・何故歴史が変わったのか?

という【推測】

しやすくなりませんか?


法律の話が

公民で出てきました

基本法律とは

【NGの決まり集】です。


良いことに対して

原則決まりは作りません

やっちゃだめだから

決まりを作るのです。


これって歴史に関係しませんか?


歴史を振り返ると

過去は【失敗の連続】です。

人生と一緒ですよね。


ただ自分の人生は

自分が変われば良いですが

歴史はそうもいきません。


過去に過ちがあったとしても

戦争・犯罪は今も起きています。


だからこそ

【決まり】を作るしか

ないのです。


すなわち

公民を学ぶには

歴史を知らないといけない。

でも歴史を知っていれば

新たに勉強し直す内容も少ない


ですよね?


結論

【重複している】部分が多数ある

ということです。


そう考えると


範囲が膨大=丸暗記


とよく騒がれますが…

それじゃ挫折するなって

思いませんか?


別物として考えるのではなく

3分野


・横に並べて考える

・横に並べて眺めてみる

・横に並べて理解する


それでも駄目なら【暗記】


というのが社会の勉強方法にも

なります。


では次の話題に進みましょう。


★記述・統計の問題も多い★


社会と聞くと

丸暗記。

語呂合わせ。

一問一答。


なんだかこういう用語が

検索ワードでも

ひっかかります。


ただ実際に試験を受けてみると

どうでしょう?

それだけで点数取れてますか?


点数を取れている人

恐らく+αで

何か対策をやっていると思います。


それが

【記述】【統計】分野になります。


先ほどからお伝えしているとおり

社会は三分野を繋げるとスムーズです。


繋げるという作業は

単語と単語で

繋げられますか?


例えば


尊王攘夷。

黒船来航。

井伊直弼。

戊辰戦争。


このようなワードは暗記した。

一問一答で目にして覚えた


ではこれならどうでしょうか?

【江戸時代幕末。江戸幕府が滅びた理由として考えられる理由を説明せよ。】

この問題解けますか?


正解は自分でまずは

調べてみてください。


滅びたのには理由があります。

ただ単語だけを

丸暗記していたところで

その単語の持つ


・意味

・背景

・繋がり


がわかっていないと

ストーリーは作れません。

要は

単語だけ覚えても駄目

ということです。


このような感じで社会科は

【記述】が多いです。


また地理で

世界の気候を勉強した。


横軸が1-12月

縦軸が気温と降水量。


この関係図が【雨温図】ですよね。


熱帯雨林気候

サバナ気候

砂漠気候

ステップ気候

温暖湿潤気候


気候の名前はとりあえず

必死で覚えた。

特徴もなんとなく

頭に入ってる。


じゃあ雨温図を見て

何の気候かわかりますか?


たぶん無理だと思います。

用語の名前から

読み取りは出来ません


例えば熱帯雨林気候

・一年中安定した【高温状態】

・雨期と乾季がある。

・雨が多い。

・気温差が少ない。


用語だけでなく

上記のような情報も

理解していないと

グラフから

読み取ることが出来ません。


データから文章化。

文章化されたものをデータ化。


どちらもできないと

【統計】分野で

点を取ることは出来ません。


数学や英語にはない分野ですよね。

社会科の特徴の1つです。


では次にいきましょう。


★興味がないと最高につまらない★


これって

精神論なんじゃない?

って思った方。

まぁ正解です。


興味がない科目は点数が低い。

これもよくある話ですが…

見方を変えてみましょう。


これは社会人になってから

お話なので

学生の人が聞いても

はぁ?って感じ

かもしれませんが

読んでみてください。


大人になってから

あの時真面目に

やっておいた方が

良かったなと思う

科目ランキング

1位、2位がなんと…


【社会】【国語】


だそうです。

社会で仕事をしている大人

【社会人】っていいますよね。


それなのに

社会に興味がなくて

やる気もない。

知識もない。

それで社会人って名乗れますか?

というのが

まず最初の一点。


あとは実際に社会に出て

仕事をしていると


・時事問題

・政治問題

・歴史・地理の知識


は結構話題にも出てくる

知っているか知らないか

大きく【差が】生じます。


少し濁しましたが

【社会】の知識が乏しい


・【常識がない人?】

・【この人大丈夫かな?】


と思われがちになります。

少なくとも

このまま生きていけば

大人になります。


社会の中で

生活をするにあたって

【社会】に興味がない

というのは

別に構いませんが


大人になると

【やっておけば良かった】

と後悔するときが必ず来ます。


なので上記を踏まえて


・【嫌だけど頑張る】

・【嫌だからもうやらない】


の振り分けを考えてみてください。


やるやらないは個人の自由なので

強制はしませんが

上記のようなデータ

があるのも事実です。


では次で最後になります。


★コツさえ掴めば完成は早い★


暗い話が続きましたが

社会が大嫌いで

興味がない人に

朗報です♪


社会科は主要5科目の中では

コツさえ掴めば


最速で完成する

安定して点数が取れる


科目としても有名です。


要は

丸暗記脱却で

横との繋がりを意識して

要約する技術を身につけて

自分の口で説明できるように

しておけばいいんだよ!


口で言うのは簡単ですが

実行するには

ちょっとコツが必要です。


そのコツや勉強法

次回以降の

ブログで紹介していきます。


途中から読んだ読者さんも

いると思うので

ここでお伝えしておきます。


ブログで紹介している内容は

読む用に少し端折っています。


実際は授業で


・具体的に

・どうやって

・どうすれば

・記憶に頼らず

・理解できるのか


を教えておりますので

ご興味がある方はお声がけください。

あくまでも

ここで書いている内容は

ほんの一部に過ぎません


全部書いていると

指が腱鞘炎になりますので

ご了承ください笑


いかがでしたでしょうか。

社会科について俯瞰的

眺めてみました。


次回からは

少し踏み込んで

覗いていってみましょう。


良いね!いただけると励みになります。


それではまた次回お会いしましょう♪

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