短期間でできる総合型・学校推薦型入試攻略法
2024/1/2
今日お伝えする方法は、圧倒的な行動力により、志望理由書の読み手、面接官に「この生徒さんは、すごい!」思わせることができるものである。
それでは具体的に見ていこう。
地方創生を例にとってみる。
高校生と接していると、地方創生関連の学部のある大学に進学したいという話をたくさん聞いてきた。
このような場合、どのように指導していくか。
まずは、全国の地方創生で成功している事例をピックアップしていく。
そして、そこについて、ネット、本などで丁寧に様々調べ、それをノートに記録したり、資料をファイルにスクラップしたりしていくのである。
例えば、下に挙げたような地域は地域創生の事例としてよく出てくるものでほんの一例である。これ以外にも、全国には本当に多数存在する。
□岐阜県可児市―「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」を開催 参加者1万人を超える大イベントに成長
□東京都御蔵島―イルカと一緒に泳ぐ「イルカウォッチング」によるエコツーリズムが展開 観光客数が増加
□島根県海士町 ―さざえカレー、海士産の岩ガキ「春香」、「隠岐牛」のブランド化に成功、「島留学」で全国から生徒を募集
□徳島県神山町 ―サテライトオフィス(IT環境整備し企業誘致)、ワークインレジデンス(町に有用な働き手や企業者の誘致)、「山間の町が起こした奇跡」と呼ばれる
□新潟県越後妻有 ―大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 世界最大規模の国際芸術祭大地の芸術祭
次に、何をするかだ。
それは、実際に現地に足を運んでみるのである。
現地の役所などに話が聞けたりするととても大きな武器になるので、行けそうなところの役所に片っ端から電話をするのである。
例えば、
「30件電話をしたのですが、先方の許可がいただけたのが8件でした。そして、その中で日程・時間の都合がつく5件を回ってきました。」
志望理由書の記載や面接の回答の時に、こんな内容があると、圧倒的に他の受験生と差をつけることができる武器となる。
志望理由書の読み手や面接官は、
「すごい行動力!この生徒さんのやる気は本物だ!」
と間違いなく思うことでしょう。
これに加えて、自分の所属する県とか、大学が所在する県のある地域の創生について、自分なりの仮説などを用意しておけば、高い評価を受けることは間違いない。
また、許されるなら、面接会場に、資料のノート・ファイルを持っていき、提示すれば一層効果的だろう。
この行動力を見せるという方法は、抜群の効果を発揮する。
人間、言うだけの人間と、実際にすでに行動している人間とを比較すると、間いなく実際に行動している人間に対しての信頼の方が高くなるものである。
また、現地に足を運び、目で耳で、あるいは鼻で肌で体験したインパクトはとても強い。生徒自身の興味・関心も高まり、口から出てくる言葉もリアリテイーに満ちたものとなる。
この方法は本当に短期間で、高校時代を通じて様々な高いキャリアを積んできた生徒さんに対しても肩を並べることも可能な方法である。
高校3年生になってからでも間に合う。
「どうしよう・・・・・・!」
悩んでいる生徒さんには、私は、強くこの方法を使われることを強くお勧めする。
この度も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
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