総合型選抜入試に対する視点について(関西の私立大学から)
2024/5/7
関西の主な私立大学について、2023年実施総合型選抜入試の状況を各大学のHPより自己調査してみました。
関関同立、産近甲龍のそれぞれの大学について、一般選抜入試との比較から下記のような特徴が見られます。
・募集人数が少ない
・競争倍率が一般選抜入試と変わらない
・入試の方式や出願資格や実施内容など、各大学それぞれの特徴がある
総合型選抜入試や学校推薦型入試は、11月頃より入試が始まり、合否とも早く明らかになることから年内に入学する大学を決めてしまいたい受験生も多いと考えられます。
けれども難易度が低い訳でもなく、対策も容易いものではないと理解しておく必要があるでしょう。
関東の大学については、追って調査いたします。
この先生の他のブログ
お恥ずかしながら、未だに偏差値という数値が理解できておりません。偏差値が高い65以上というような大学は、難関大学であると理解できます。それよりも注目するのは、過去3年~5年の合格最低点の推移です。おおよそ何パーセント取れば合格できるかと。 模試で高偏差値を獲得しても、実際の入試では合格最低点を満たさ...
1984年10月10日 駿台 関関同立入試判定模擬試験夏を前にしたある日、入試前哨戦のこの模試で第1志望同志社・法・法律に合格確実性80%以上を出すと決意しました。40年も前のことですが、あの夏はよく頑張ったという想いがあります。多様な入試、受験機会の複数化など様変わりした現在の大学受験とは比較でき...
学部では、さまざまな入試方式で入学した学生の成績を追跡調査します。方式間で大きな差は見られないのですが、指定校推薦(学校推薦型)で入学した学生は少し成績が上だった記憶があります。学校長推薦という点や後輩にも指定校推薦が継続されるようにと頑張るのだと思われます。AOや自己推薦の学生は、個性豊かな学生が...
総合型選抜入試をお考えの方、この夏のタイミングから受験の対策を始めましょう。まずは出願書類の準備、重要な志望理由書を完成します。