「単語帳を完璧にする」
英語を学んでいるとこのような事を聞いたり、もしくは自分でも言っていたりすることはあるのではないだろうか。
この
「完璧にする」
とはどういうことなのだろう。
少し言い換えると
何をもって完璧とするのか
何が出来たら完璧なのか
ということだ。
完璧にする、という台詞は聞こえてきても具体的な中身まで聞こえてくることはそう多くはないと思う。
あくまで私の個人的な考えだけれど、おそらく「完璧にする」で想定される段階というのは「単語の意味を全て覚えている」という事だろうと思われる。
仮に私の考えが正しいとして、それでもなお具体的とは言い難い。
単語帳には大抵一単語に対して一つないし二つの意味が「主な意味」として載せられている。
大体の単語帳なら赤シートで隠せるように赤字になっている部分がこれに相当すると言える。
ただ、赤字で示された意味以外にも黒字などで他の意味を載せているケースも大いにある。
単語の意味を覚える、と言った時に
①単語の赤字部分の意味を覚える
②単語の黒字部分の意味まで覚える
の二つに大別できると言えそうだが、果たして「完璧にする」と口にした時、どちらを念頭に置いているのであろう。
また他にも同意語や反意語、派生語や関連語、発音やアクセントにコロケーション情報など、様々な情報が単語帳には含まれていたりする。
「完璧にする」と言った場合、これらの情報を覚えることも必要であろうか。
ここまで取り留めもなく書き連ねてきたが、ここで「完璧にする」とはどういうことなのかを論じるつもりはない。
ここでそれを定義することに特に意味はないと考えているからだ。
むしろ私が言いたいことは
「何をもって完璧とするのか自覚できているかどうか」
ということである。
もっと簡単に言ってしまえば
「目標をきちんと具体的に持てているか」
ということである。
先程「完璧にする」ということを定義するつもりはないと述べたが、これは「完璧にする」という言葉の定義は各人がそれぞれにおいて定義すれば良いと考えるからだ。
まずは1単語に与えられた主な意味(赤字で書かれた意味)を覚えることを念頭におくのも良いし、1単語に与えられたあらゆる情報を身につけようとするのもまた良い。
自分が何を身につけようとしているのか、その範囲を自分で自覚できているかどうかが単語帳と向き合う際には必要なのではないだろうか。
皆が皆、それぞれの定義のもと「単語帳を完璧に」していって欲しいと思う。
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