自己推薦書の書き方
2024/7/23
自己推薦書とは、あなたがその大学にふさわしいことをアピールする書類です。
自己推薦書に書くべきこと
1,自分のPRポイント
2,その裏付け
3,入学後にそれをどのように活かせるのか
4,入学に対するの覚悟
自己推薦書を書く際の注意点
1,志望理由書も書く場合は、自己推薦書に書く内容と志望理由書に書く内容が有機的にリンクしていること
2,学業に関してアピールしたい場合はアカデミックライティングを意識すること
3,当たり前だが、大学のHPなどをしっかり読み込むこと。付け焼刃的な書き方は「すべて」バレる
4,一読して何が言いたいのか即座にわかること(結論から書かなくてもよいが、その場合は、例えば時系列で書いてあることが一読して分かるなどの工夫は必須)
5,志望大学(や学部学科)に自己PRのポイントを「寄せる」こと
6,自己PRのポイントは1つに絞る。文章は1つのテーマに向かえば向かうほど読み手が納得するからです。アピールポイントが2つ以上ある場合は、書き方を工夫すること
合格する自己推薦書を書くコツ
書いたものを誰かに添削してもらうこと。
できれば大学に先生と親交のある私のような人に添削を依頼すること(宣伝ではない)。大学の先生が「何に感じるのか」がわからないと「その他大勢の高校生」の書いた文章になってしまい、一次選考で落とされる可能性が生じます。「落とす要素のない文章」を書くこと。
たとえば、なんらかの研究を高校生としてやってき、大学でもその研究をやりたい場合、ここまで研究したがここから先はわからないかったから大学で学びたいなど「わからなかったこと」を正直に書くと、大学の先生はなんらかを「感じます」。学問の前で謙虚ないい生徒だ、くらいのことは思うのです。
嘘を書いてもいい?
嘘を書いてはいけないとはどこにも書かれていません。面接で「回収」できるほどの嘘であれば書いてもOKではないでしょうか。しかし、たいていの嘘はバレます。大学の先生は「その道」の「職人さん」なので高校生の嘘など簡単にバレるのです。
この先生の他のブログ
小論文は型が重要だと言われます。また、小論文が書けない人はまず型を覚えようと言われます。市販の小論文の参考書にはそのようなことが書かれていますが、間違いです。小論文というのは論文の小さなものでしかありません。論文の定義は、問い、主張、論拠の三点が書かれてあることです。その三点さえあれば論文になります...
定期試験で平均点あたりをうろうろしている人は、読解の底力=基礎力がないからうろうろしています。つまり、どれだけ教科書を丁寧に勉強したところで基礎力がない人は、勉強が体の中に入っていかないのです。例えば、英語の定期テストの場合、教科書のレッスン1からレッスン3などと範囲が指定されます。その範囲の英文を...
国語ができる人は前に前に読み進めます。つまり、わからないところで立ち止まらない。国語ができない人、すなわち文章が読めない人はわからないところで立ち止まります。そこを穴があくほどじっと見つめます。しかし、そのわからなさは先を読めば解決します。文章とはそのようにできています。自分で書くとよくわかります。...
大学受験国語は問題文に書いてある内容が十分に理解できなくても、基本的には問題ありません。なぜなら、文章の構造に依拠して選択肢を消していけばいいからです。例えば、大阪大学の現代文の問題文はかなり抽象的な内容です。学部生が読んでも何を言ってるのか判然としない問題文です。そういった問題文の内容を理解してく...