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驚きの給与格差

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2025/5/14

英語力が変える未来:

日本人の初任給が3倍になる可能性

日本の就職市場において、英語力は単なるスキルではなく、人生を大きく変える転換点となり得ます。私自身の経験から、英語が話せることで得られる経済的メリットについてお伝えしたいと思います。

驚きの給与格差

30年前、私が就職した頃、日本企業の大卒初任給は23〜24万円程度でした。大手企業でもボーナスを含めた年収は400万円前後が相場でした。しかし、英語力を武器に外資系企業へ飛び込んだ私の初年度年収は1300万円にもなりました。その差は実に3倍以上。さらに15年余り働いて退職金を2000万円弱頂きました。これは日本企業と比較しても非常に恵まれた待遇だと言えるでしょう。

日本の大卒初任給の現状

2025年現在、日本の大卒初任給の平均は約25万円となっています。労働新聞社の調査によると、事務系総合職の平均初任給は249,844円で、前年比で17,807円増加しています。業界によって差はありますが、不動産業・物品賃貸業で約25万円、情報通信業と公務が約24万5,000円という水準です。

ただし、企業規模によっても初任給には差があります。2024年度の大学卒(一律)の初任給は22万5,457円、高校卒(一律)は18万8,168円という調査結果もあり、業界や企業規模によってばらつきがあることがわかります。

外資系企業の給与体系の特徴

外資系企業の給与は日本企業と大きく異なります。外資系企業では、年齢ではなく能力や職種によって給与額が決められ、同じ新卒でも初任給の額が大きく変わるケースがあります。

また、外資系企業の平均年収が高い理由として、退職金制度がなく成果主義であること、企業規模が大きく優秀な人材を集めていることが挙げられます。しかし、私のケースのように、外資系企業でも長期勤続者には相応の退職金が支給されることもあります。

英語力がもたらす経済的メリット

英語ができることで外資系企業への就職の門戸が広がり、高い年収を得る可能性が大きく高まります。外資系企業の平均年収は約800万円と言われており、日本の平均年収433万円の2倍近くになります。

また、外資系企業で働いてよかったこととして、「年収がアップした」(44.5%)と「英語力がアップした」(41.3%)が上位に挙げられており、英語力と年収アップには密接な関係があることがわかります。

キャリアの長期的展望

外資系企業では入社後も英語力を磨き続けることが重要です。入社して職位が上がるにつれて、本社や上層部との報告業務や会議などのやりとりが増えることから、高い英語力が必要とされることが多いからです。

また、外資系企業では、英語力が乏しいとマネジメント職に昇進するのは厳しい場合が多く、昇進試験自体が英語で行われることがほとんどです。英語力は昇進と密接に関わっており、それが生涯年収や退職金にも大きく影響します。

まとめ:英語力が変える未来

私が30年前に経験したように、英語力があることで日本企業の3倍の初任給を得られる可能性があります。そして15年程の勤務の結果、2000万円弱の退職金も受け取ることができました。現在でも、外資系企業の平均年収は約800万円程度と言われ、日本企業と比較して2倍に迫る額面になっています。

英語力を身につけることは、単なるスキルアップではなく、人生の経済的な選択肢を大きく広げる投資と言えるでしょう。グローバル化が進む現代において、この傾向はさらに強まると予想されます。

英語ができると、外資系企業に就職するチャンスが広がるだけでなく、昇進や昇給、さらには退職金においても有利になります。英語力を磨くことは、将来の可能性を無限に広げる鍵となるのです。あなたも英語力を磨いて、新たな可能性へ踏み出してみませんか?

 


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