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国語

読めている“つもり”から抜け出す 国語・読解力の正体 第4回 「記述問題・作文で点が伸びない理由」 ―― 書く前に理解すべき“文章の骨格”を整理します

2026/3/9

「内容は分かっているのに、記述問題で点が取れない」
「作文を書くと、何を書けばいいか分からなくなる」

国語の勉強をしていると、
こうした悩みをよく聞きます。

しかし多くの場合、問題は
文章力そのものではありません。

原因は、
文章の骨格を理解せずに書こうとしていることです。

今回は、記述問題や作文で点が伸びない理由を整理します。

① 「思いついたこと」を書いてしまう

記述問題でありがちなパターンは、

  • 自分の感想を書く

  • 本文の一部だけを抜き出す

  • なんとなく似た言葉でまとめる

こうした書き方です。

しかし入試やテストの記述問題は、
「本文の内容を正しく整理できているか」を見ています。

つまり、
思いつきではなく
根拠に基づいた要約が求められます。

② 本文の「骨格」を見ていない

文章には必ず構造があります。

例えば説明文なら、

  • 問題提起

  • 理由

  • 具体例

  • 結論

物語文なら、

  • 状況

  • 心情の変化

  • 出来事

  • 結果

この流れを理解していないと、
どこを使って答えを書けばよいか分かりません。

結果として、

「なんとなくそれっぽい文章」

になってしまいます。

③ キーワードを整理していない

記述問題では、
本文の重要語句を使うことが基本です。

ところが、

  • 別の言葉に言い換えすぎる

  • 重要な言葉を落とす

  • 逆に本文をそのまま写す

こうなると、
採点基準に届かない答案になります。

読解では、
「この文章の中心語は何か」を
見つける力が重要です。

④ 点が伸びる記述の作り方

では、どうすればよいのでしょうか。

ポイントは3つです。

① 問題の「問い」を正確に読む

まず確認するのは、

  • 理由を聞いているのか

  • 内容を説明するのか

  • 心情を答えるのか

問いの種類によって、
答えの作り方は変わります。

② 本文の根拠を探す

答えは必ず本文の中にあります。

そのとき大切なのは、

  • 前後の文

  • 接続語

  • 筆者の主張

を確認することです。

根拠が見つかれば、
答えの方向性はほぼ決まります。

③ 骨格を作ってから書く

いきなり文章を書き始めるのではなく、

「理由 → 結果」
「原因 → 変化」

など、構造を作ってから書く
答案は安定します。

まとめ

記述問題や作文で点が伸びない理由は、

  • 思いつきで書いている

  • 文章の構造を見ていない

  • キーワードを整理していない

という点にあります。

大切なのは、
読む → 整理する → 書く
という順番です。

文章の骨格が見えれば、
書くことは難しくありません。

読解力とは、
文章を理解し、整理し、説明できる力です。

次回予告

次回は、

「選択問題なのに間違える理由」

―― 正解を選ぶ人と迷う人の違いを整理します。

国語の選択問題には、
実は明確な“判断基準”があります。

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