国語
記述問題に必要な「伝わる」視点
2026/6/2
大学入試で一般学力試験が少なくなり、
記述問題を入試で取り扱う生徒も減っています。
どうしても国語の対策は
共通テストか小論文がメインに。
記述問題対策の依頼は
共通テスト後、二次試験までの
短い期間に集中するのがほとんど。
そこで常々思っていたのが、
裏を返すと二次では記述問題が
「勝負の分け目」になっているのではということ。
そもそも記述問題は独特の難しさがあって、
短くても「伝わる文章」を書く必要があります。
「伝わる」ことを前提に据えれば
記述問題にまつわる色々な疑問が解決します。
「模範解答を見るとこんな言葉、本文に書いてないよ!」
といったことが頻発しますが、
相手に「伝わる」ために必要と思われる要素は
自分で補足しなければなりません。
“似たような表現”は、本文に必ず出てきています。
ここで活躍するのが「語彙力」。
字数制限の中で端的にまとめるために
言い換えの力が試されるのです。
そもそも読解力も必要だし、
ピックアップした言葉をつなげる文章力も必要だし。
受験生がひっかかるポイントもまだまだあります。
これを約1カ月の対策でクリアできる人が
はたしてどれだけいるのか……。
常々試験とはマルチタスクだと思っていますが
国語でその最たるものが「記述問題」なのではないでしょうか。
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