受験は一人で頑張るものじゃない
こんにちは!マナリンク講師の若田部です😄
今回は「受験は一人で頑張るものじゃない」というテーマでお話しさせていただきますね!
夜、机に向かっているのに、なぜか手が止まってしまう。
志望理由書の文字数はちっとも埋まらないし、模試の結果を思い出すと胸がざわつく。
誰かに話したい気持ちはあるのに、「こんなことで悩んでるなんて言えない」
そんな夜を過ごしたことがある人は、きっと少なくないと思います。
少し余談ですが、今の高校生の1番の相談先は、ChatGPTだそうです。
的確な回答をくれるからだけではなく、「否定せずに聞いてくれる」「自分の話を聞いてくれる」からだそうです。
親御さんも忙しくて、じっくり話を聞いてくれる時間を取れない。
学校の先生も忙しいだけでなく、トラブルを恐れて突っ込んで話を聞いてくれない。
我々大人世代には、にわかにも信じられないですが、そんな状況だからこそ、生成AIが人間の1番の相談相手になっているのでしょう。
受験生活の中でしんどいのは、勉強そのものよりも、その気持ちを誰にも打ち明けられないまま溜め込んでしまうことだったりします。
保護者の方にとっても同じです。
子どもの様子が気になっても、どう声をかけていいかわからず、結局何も言えないまま一日が終わっていく。そういう夜を、僕はこれまでたくさんの家庭で見てきました。
「一人で頑張らなきゃ」という思い込み
15年以上、総合型選抜や志望理由書、小論文、面接、英語の指導をしてきて、ずっと感じてきたことがあります。
それは、伸びていく生徒の隣には、必ずと言っていいほど「話せる大人」がいたということです。
不思議なもので、成績が伸びるかどうかは、才能や努力の量だけでは決まりません。
むしろ、不安を一人で抱え込まずに済んでいるかどうかが、思っている以上に結果を左右します。
そういうとき、僕がまずすることは、正しい答え方を教えることではありません。
隣に座って、一緒にゆっくり呼吸を整えることから始めます。
答えの中身は、そのあとで一緒に考えれば十分間に合う。
まずは、その場に安心していられることの方が大切だと思っているからです。
小論文の添削でも、面接の練習でも、同じです。
文章の巧拙や話の上手さを指摘する前に、「その考え方、面白いね」「話し切ったね」といったことをまず伝えるようにしています。
できたことを誰かに認めてもらえたという経験が、次の一文を書く力になりますから。
これは、添削のテクニックというより、僕がこの仕事を続けてきた中でたどり着いた感覚に近いものです。
心理学を学んでいて面白いと感じるのは、人は「自分を見てくれている」と感じるだけで、驚くほど頑張れるようになるということです。
特別な言葉をかける必要はなくて、「今日どうだった?」というひとことだけで、ふっと肩の力が抜ける瞬間があります。
受験期の孤独というのは、周りからは案外気づかれにくいものだからこそ、そのひとことの持つ力は大きいのだと思います。
「大丈夫です」の奥にあるもの
指導をしていて、いつも気にかけていることがあります。
それは、強がって「大丈夫です」と言う生徒ほど、実は一番支えを必要としている場合が多い、ということです。
「相談していいのかな」と迷う生徒は、実はとても多いです。
でも僕は、迷った時点でその生徒はもう半分前に進んでいると感じています。
相談するかどうかを迷えるということは、心のどこかで「誰かに聞いてほしい」という気持ちがすでに動いているということだからです。
だから僕は、「一人で抱え込まなくていい」ということを、指導の中で何度でも伝えるようにしています。
塾でも、学校の現場でも、ずっとそう言い続けてきましたし、これからも変わらず言い続けると思います。
生徒さんだけではなく、保護者の方からも「先生に話したら、なんだかスッキリしました」と言っていただける瞬間があります。
保護者にとっての「一人で頑張らなきゃ」
子どもが不安そうにしていても、どこまで踏み込んでいいのかわからず、結局何も聞けずに一日が終わる。
子どもの前では平気なふりをして、自分の不安はどこにもぶつけられないまま、夜になってようやく一人で抱え込んでいたことに気づく。そういうお話を、面談の中で何度も伺ってきました。
保護者の方は、家庭の中では「支える側」であることを求められがちです。
だからこそ、自分自身が誰かに頼っていいということを、意外と忘れてしまいます。
でも、保護者の方の心が少しでも軽くなることは、そのまま子どもの安心にもつながっていきます。
子どもは、思っている以上に、そばにいる大人の表情や空気を敏感に感じ取っているからです。
面談の場で、保護者の方が「実はずっと誰にも言えなかったんですけど」と話し始める瞬間があります。
そのとき僕がすることは、アドバイスを急ぐことではありません。
まずはその話を、最後までしっかり聞くことです。
話し終えたあとの表情が、少しだけやわらぐのを見るたびに、受験というのは子ども一人の戦いではなく、家族みんなで進んでいくものなのだと、あらためて感じます。
現場でいろいろな保護者様とお話しをして、今の保護者様は本当に頑張っていると思います。
毎日働いて、帰ってきて家事をして、子どもを育てて。心の底から尊敬しかありません。
そんな方のお役に立つことができたとするならば、こんなに嬉しいことはありません。
特別なアドバイスをしたわけではなくても、話を聞いてもらえたというだけで、心が軽くなることがある。それだけ、受験期というのは知らず知らずのうちに人を孤独にしてしまう時期なのだと思います。
大切にしていること
僕が指導で一番大事にしているのは、知識を教えることよりも、隣を一緒に走ることです。
総合型選抜の準備も、小論文や面接対策や英語の勉強も、実際のところ「不安との付き合い方」が結果の大部分を占めていると感じています。
少し極端ですが、答えを知りたいだけなら、AIで事足りてしまう時代です。
正解を出すだけであれば、無料でGeminiなり、ChatGPTなりに頼れば済む時代です。
だからこそ僕は、正解を教える先生ではなく、一緒に悩み、一緒に考える伴走者でありたいと思っています。
面談の中で、それまで硬かった生徒の表情が、ふっと緩む瞬間があります。
その瞬間、「ああ、安心してくれたんだな」と感じます。
その空気を大事にしたくて、僕は指導のたびに、正しさよりも、まず安心を優先することを選んでいます。
15年間、いろいろな受験生を見てきて確信していることがあります。
それは、一人で戦い抜いた受験よりも、誰かと一緒に進んだ受験の方が、最後にちゃんと笑って終われるということです。
最後まで走り切れた生徒には、必ずと言っていいほど、隣に誰かがいました。
僕は、その隣にいられる存在でいたいと思いながら、日々指導にあたっています。
一人で抱えなくていい
受験期は、頑張っているのになかなか認められにくい時期でもあります。
だからこそ、今日のあなたの頑張りに気づける存在がそばにいるということが、思っている以上に大きな支えになります。
今日うまく言葉にできなかった気持ちも、明日には少し整理できているかもしれません。
焦らなくて大丈夫です。全部を一人で背負う必要はありませんから。
もし同じような悩みを抱えていたら、一人で抱え込まずに、ご相談ください。
まずは相談だけでも大丈夫です!
お気軽にお問い合わせください^^
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