#22 Octoberは8月だった⁉~古代ローマ暦からユリウス暦へ~
今の日本語では、1年の最初の月を「1月」、2番目の月を「2月」…というように、月の名称はただ数字を使っているだけです。それなのに英語では、1月はJanuary、2月はFebruary…と1つ1つ違うから覚えるのが大変!と思った人は多いのではないでしょうか?(私もその一人です…)
実は日本語も、昔はそれぞれの月には特別な名前が付いていました。1月は「睦月(むつき)」、2月は「如月(きさらぎ)」など、古文で習った覚えがある人もいると思います。12月を表す「師走(しわす)」は今も使われますね。(ところで、ジブリ映画「となりのトトロ」のヒロインである「サツキ」と妹の「メイ」の名前の由来は想像つきますか?古文と英語の月の名称を勉強すれば分かるはず⁉)

さて、英語の話に戻りましょう。古代ローマの暦では、1年を分割した月は以下のような順序でした。(当時のスペリングは現在のとは違いますが、敢えて現在のスペリングで表記します。)
March「1月」
April「2月」
May「3月」
June「4月」
July「5月」
August「6月」
September「7月」
October「8月」
November「9月」
December「10月」
January「11月」
February「12月」
古代ローマ暦ではMarchが年初めの月とされていました。ここで注目してほしいのはOctoberです。octo-は「8」を意味します。8本足の海洋生物と言えばoctopus「タコ」ですね。Octoberは元はと言えば「8月」を意味していたわけです。
古代ローマ暦は紀元前1世紀にユリウス暦に改められます。それに伴って、Januaryが年初めの月となり、私たちにお馴染みの月の並びになりました。
January「1月」
February「2月」
March「3月」
April「4月」
May「5月」
June「6月」
July「7月」
August「8月」
September「9月」
October「10月」
November「11月」
December「12月」
こうして「8月」を表していたOctoberは2月分繰り上がって「10月」を表すことになったのです。
ちなみに、このユリウス暦は16世紀まで用いられました。その後使われることになったのが、現在まで使われているグレゴリオ暦です。

このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら
英語のおすすめの指導コース
- 英検5級、4級に合格したい方
- 中1、中2レベルを完璧にしたい方
- 英検対策が分からない方
- 東京大学・京都大学を志望する生徒
- 東大・京大の出題傾向と対策をマスターしたい生徒
- 大手予備校クオリティの講義を受講したい生徒
- 大学受験を控えた&考え始めている高校2年~3年生
- 受験はまだ先だけれど早めに発音への意識を高めたい高校1年生
- 共通テストのリスニング対策も意識して学習に取り組みたい高校生
- 一次試験に合格して二次試験に備えて直前対策をしておきたい方
- S-CBTで英検2~3級を受験する際の特定ジャンルの仕上げ・最終調整に活用したい方
- リスニングやリーディングで伸び悩んでいて「きっかけ」や「ヒント」が欲しい方
- 英語で伸び悩んでいる方
- 英検に合格したい方
- 英検に詳しい先生をお探しの方