数学的思考力を身につける方法
2021/6/30
数学的思考力を身につけるには、どのようにすれば良いのでしょうか。
答えはもちろん「たくさん考える」です。
勉強もスポーツと同じで、急にできるようになるということはありません。
問題が分からなくてもすぐに答えを見ずに、たくさん考える癖をつけましょう。
ただ、知識が必要な問題では、いくら考えても答えに辿り着けないこともあります。
しかし、たくさん考えた時間は決して無駄にはなりません。
時間をかけずに解説を見た場合の記憶の定着率より、たくさん時間をかけて考えた上で解説を見た場合の記憶の定着率の方が遥かに良いはずです。
1問あたり、少なくとも5から10分程度は考えた方が良いでしょう。
自分が満足できるまで考えてみても良いと思います。
私は、負けず嫌いな性格で、答えを見るのが負けた気になって悔しいので、数時間考えることもありました。
数時間も考えて考えて、それでも分からなかった問題の答えを聞いた時、一生忘れないほど強く記憶に残ります。
ただし、受験生は時間に限りがあるため、10分考えても分からなければ解説を読むなどルールを決めておいた方が良いかもしれません。
具体的に「考える」とはどういうことかついては別の記事でお話しします。
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