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国語

書道で磨かれる“集中力”と“美” -勉強に効く私の書道活用法ー

2025/6/14


学習効果を高める集中力を書道で養う


私が書道をはじめたのは5歳のとき。

最初から書道が好きだったわけではなく、小中学生の頃は「遊びたいから教室に行くの面倒だな」と思うこともありました。


その意識が変わったのは高校生のころ。国公立大学進学クラスに入って、勉強についていくのがやっと・・・・・・になってしまったのがきっかけでした。

今まで通りの勉強量ではクラスの上位に食い込めず、週5のバスケットボール部というハードな部活に入ってしまったこともあり、日々宿題で手いっぱいという状態。

そんな高校生活の中、書道で筆を持つときだけは集中できることに気が付き、書道教室に通うのが楽しみになっていきました。


真っ白な半紙に、消すことができない墨で書く緊張感。

頭をからっぽにして何かに取り組む唯一無二の時間。


高校生にもなると一通りの作品を書くのに2時間はかかります。その2時間を週2回、毎週続けることで心を落ち着け集中する力が徐々に伸びていったのでしょう。

短い勉強時間で効果が得られるように集中し、生活にもメリハリをつけられるようになって成績順位が安定し、部活も途中で辞めることなく無事引退できました。


東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所の研究によると、成績の高さは学習時間の長さよりも学習方略(効果的な勉強の仕方)や勉強に向かう意欲のほうが強く影響するそうです。

効果的な勉強を行うには、集中力が欠かせません。心を落ち着けて勉強に向かうと学習効果が高くなるというわけです。


私は書道で集中力を養うことができたわけですが、その方法は何でもいいと思います。ちょっと好き、ちょっと夢中になれるというものを細く長く続けて、自然に集中力がアップするといいですね。


美しい字と成績の関係


ーー字のきれいさは成績と関係があるのか。

書道師範で国語講師の私にとって、これは永遠のテーマです。

先に結論を述べると、「大多数の人に関係ある」と考えています。


確かに、ノートの字が汚くても、鉛筆の持ち方が悪くても、成績の良い子はいます。

しかし、字が汚いがゆえ、鉛筆がちゃんと持てないがゆえに成績が伸び悩む子も実際にいます。また、ノートを丁寧に書けるようになり、鉛筆の正しい持ち方を身につけて、勉強ができるようになった子も見てきました。

むしろ上位校に合格する子は、字がきれいか、字を丁寧に書ける子が圧倒的に多いです。


字の形には、その人の本質が現れます。


人間の思考は視覚情報と密接に関係しており、視覚情報を活用することで思考を整理・深化させたり、新しいアイデアを生み出したりすることができるといいます。

視覚的な思考は、情報を図や記号、色などを用いて視覚的に表現することで、思考を整理し、関係性を明らかにし、全体像を把握するのに役立ちます。


「産業教育機器システム便覧」(教育機器編集委員会編)によると、人間の五感による知覚(情報判断)の割合は「視覚83.0%、聴覚11.0%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚1.0%」。

つまり人間は、情報の約80%を視覚から得ているので、「字のきれいさ」という視覚情報は勉強において無視できないものと考えます。


マナリンクの書道コースにも、年に何回か「字が汚くて答案で×されるので、きれいに書けるようになりたい」という生徒さんが来ます。その思いに応え続けたいと思っています!


【書道歴40年以上の師範が教える】中高生の美文字講座(1回)

https://manalink.jp/teacher/11617/courses/19504


文房具を制す者は受験も制す!?


受験生には、書く道具=文房具にもこだわってほしいと思います。

なぜなら、良い道具は仕事や勉強の効率アップにつながるからです。

私は日常的に長時間のインタビューでメモを取り続けています。おかげで年中腱鞘炎です・・・・・・。だから書きやすくてペンだこができにくい筆記具、滑りやすいノートを追求しています。


私の夫は高校生の時に全国大会に出たスキーヤーで、大学でもブランドと契約してもらえるほどの腕前でした。

そんな彼が大事にしていたのは、道具を完ぺきに手入れして試合に出ること。

「悪い結果が出た時に道具のせいにせず、自分の至らなさを自覚できるように」という意図があったとか。


さすがに模試の結果が悪くても「シャーペンの調子が悪くて」なんて言う子はいないと思いますが、最初に述べた通り自分に合った道具で大事な場面に臨むことは、メンタル的にもプラスに作用するでしょう。


書道でも、つい筆を買ってしまい何十本と持っていますが、先が割れていようが命毛が切れていようが、昔から使っている書きやすい筆に戻ってしまうことがあります。


文房具は長い時間を共にする仲間だからこそ、「手に馴染む」感覚を大事にしてください。

いいものに出会ったら、このブログを見せて、遠慮なくご家族に買ってもらいましょう! 笑

このブログを書いた先生

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